枡久

東京都中央区京橋、都心のど真ん中、大正10年創業老舗角打ち「枡久」さん。角打ちとは酒屋さんの店頭でお酒を呑むことを言い、そもそもは酒屋さんの秤売りのお酒を、枡を借りその縁に塩を盛ってアテに呑んだことから、枡の角からお酒を呑む = 角打ち となったようです。角打ちも様々な営業形態がありますが、「枡久」は9時半より20時半まで酒屋として営業しながら、17時から20時の間は店内でお酒を呑めるという形式です。全てがセルフサービスとなっており、つまみは普段店頭で販売されている缶詰や乾き物、飲み物も冷蔵庫から自分でピックアップし、素敵な女将さんがいるお会計場へ。スーパードライの大瓶、ノザキのピリ辛ソーセージ缶をレジに出すと「ロクナナです。(670円)」女将さんは手際良く缶を開け、爪楊枝を刺して、コップを渡してくれました。(写真の白鷹は売り物です(笑))場所柄サラリーマンの聖地と化していますが、ワイワイガヤガヤとまるで店内で立食パーティーを開いている感じがするのも「枡久」さんならではの光景でしょう。様々な魅力が詰まっている「枡久」、東京角打ちの名店です。

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CIRCUS (サーカス) 2010年6月号増刊 TOKYO 大衆酒場 2010年 06月号 [雑誌]

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東京角打ち―立ち呑み百景 (SAKURA・MOOK 9)

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