IKEA

スウェーデンの家具専門店のイケア。8月末の店舗数は世界26カ国に280店舗。日本では千葉、神奈川、埼玉、大阪、兵庫県の5店舗展開となっています。北欧らしいシンプルながらもデザイン性に優れ、価格は安いという事で、若者には人気の家具屋さんです。イケアグループは非上場企業で創業以来業績を公表していませんでしたが、今回始めて業績を正式に開示したそうです。2009年度の売上高は218億ユーロ(約2兆5000億円)、純利益は前年度比11%増の25億ユーロ(約2900億円)で、小売業世界第2位のカルフールを上回ったそうです。最大手のウォールマートには及ばないものの、2位のカルフールを上回るとは驚きました。現預金・有価証券も143億ユーロ(約1兆6000億円)と潤沢だそうです。日本では1974年に進出し、当時は受入れられずに1986年に一度撤退しましたが、2006年に満を持して再び進出し現在に至っています。組立て式が基本で分解された商品は出来る限り薄く小さく梱包されており、車のトランクに入れて持ちかえり、自宅で組立てるというイケア独自の販売方法が高齢化社会の日本で何処まで受け入れられるかに注目です。
http://www.ikea.com/jp/ja/