スウォッチブーム


バブル経済華やかしり1990年初頭に掛けてのスウォッチブームをご存じでしょうか?1980年頃のスイスの時計産業はセイコーをはじめとする日本の時計輸出に圧迫され、危機的状況に陥っていました。そこで、ファッションブランドと同じ様に、年2回コレクションを発表しアーティストによる限定モデルやシーズン特定のスペシャルモデルも作りファッショナブルで安価な時計の世界を提案し、世界的に火が着きました。コレクターアイテムとして異常なまでに高騰したモデルが幾つもありました。アートモデルの一つ、横尾忠則氏デザイン、1987年発売の「Rorrim5」日本人モデルという事で、興味が湧き、当時渋谷のパルコで買い求めました。普通に使っていましたが、コレクターアイテムのひとつとなり、一時は新品20万円というとんでもない価格まで高騰した記憶が有ります。その頃は「使わないで、綺麗に取って置けば良かった。」と毎日ため息をついたものです。(笑)スウォッチグループは復活しオメガ、ロンジンブランパン等様々なブランドを傘下に収めて今では大企業となっています。
http://www.swatchgroup.jp/

横尾忠則全ポスター

横尾忠則全ポスター