岡半


銀座7丁目並木通り、新橋の料亭「金田中」(かねたなか)の経営、松坂牛専門店「岡半」さん。料亭は一見さんお断りが当たり前ですが「金田中」さんは様々な形で支店を経営され、間口を広げてられます。いずれにしても下町呑ん兵衛の私にはトンと関わりの無い世界では有りますが、美味しいお肉が食べたくなりランチでお邪魔しました。もちろん夜にはお邪魔出来るような身分ではありませんが…(笑)「岡半」さんは鉄板焼を主としたお店です。夜はコースで10.000円からと、ほっ〜、ふっ〜と庶民にはため息連続のお店ですが(笑)、ランチは1.300円からと夜を考えればとてもお得感の高いお店です。11時半のランチ開始と同時にスムーズに入店。通されたのはピッカピカに光ったいかにも厚みの有りそうな大きな鉄板のあるカウンター席です。そうなんです!ここはランチと言えども夜と同じように、目の前で料理を作ってくれるんです。和牛リブロース薄焼ー煮込み温野菜とミートボール、きし麺・もやし添え(1.500円)をお願いしました。もちろんランチビール(550円)も(笑)ランチにはサラダ、御飯、赤出汁、食後の飲み物が付いてきます。オーダーをして少し待っているとシェフが大きな2枚の薄切りの肉、付け合せのきし麺、もやしが乗せられたお皿を私の目の前に見せてくれました。「こちらになります。」おっ〜美味しそうなお肉ですねぇ〜!すぐに目の前の鉄板で焼く準備に取り掛かります。「では!」と一言呟いて、油が引かれ最初に付け合せのきし麺、もやしを炒め始めます。ジュ〜 良い音ですねぇ〜思わず目が釘付けになります。サッと皿に盛り付け、いよいよ念願のリブロースです。ジュワ〜ジュワ〜とこれまた良い音が…たまりません!!ほんの数十秒、片面を焼いたのみで、くるくるっと丸め、トントントンと食べ易いように切って、皿に盛り付け、さっと私の前に「お待たせしました。」焼き目がついた部分、赤みの残っている部分、キラッと光る脂身、本当にたまりませんねぇ〜。2種類のタレが用意されていますが、まずは何もつけずに一口。ん〜肉の甘みと旨みが口いっぱいに広がります。まいう〜〜!!冷めないうちにといつになくハイペースであっと言う間に完食です(笑)ご飯も赤出汁も申し分無い美味しさです。強いて言えばランチビールと言えども、もう少し大きいグラスが良いのでは…550円は私の日常では大瓶価格ながら、その量は1/4と言ったところでしょうか(笑)あっ!ごめんなさい。そういうお店ではありませんでしたね。 ご馳走さまでした。

岡半 本店

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