宇ち多"


呑ん兵衛の聖地と言われている立石の「宇ち多"」。私は立石という街を全く知りませんでしたが、雑誌"古典酒場"で魅力的な多くの呑み屋さんや昔ながらの街の雰囲気を知り、訪れてみたい街のひとつでした。ようやく念願叶い早い時間に立石にお邪魔する事が出来ました。まずは街を散策です。いやぁ〜昭和好きの私にとっては、想像以上に魅力的な街です!駅前すぐの宇ち多"さん、二毛作さん、ミツワさん等々があるアーケード街は呑み屋以外にも惣菜屋洋品店等々日常生活に欠かせないお店が軒を連ね、その雰囲気もまんま昭和です。踏切りを渡ればすぐに鳥房さん、そして噂の呑んべ横丁、ここも凄過ぎますねぇ〜。続いて江戸っ子、少し戻って蘭州、とっちゃんぼうや等々短い時間でしたが路地という路地を巡り、おっ〜ここが○○か、等と感動に包まれました(笑)この気持ちは好きな人以外中々理解出来ませんが…(笑)そしていよいよ"宇ち入り"です。時間は午後4時近くになっています。やはり並んでますが30分程で入る事が出来ました。中の雰囲気が何とも良いですねぇ。「宇ち多"」には独特なオーダーの仕方が有りますが、私は全くの初心者、しかも一人での入店という事もあり、ある程度事前に予習済みです(笑)これもまた楽しいものですね。ビールの小瓶を頂き幸運にもタン生、テッポー生、ハツ生が有るとの事、お酢を掛けて頂きます。想像以上の美味しさです。続けて梅割りを、焼酎と梅のビンを抱えて手際良く注いでくれます。レバ生、アブラ生お酢、いやぁ〜たまりません!!自分の中でボルテージが上がるのが判ります(笑)ひと通りナマ物を頂いたところで、箸休めにダイコンお酢、葡萄割りを。とても良い感じです。ほんの一息ついたところで、シロタレを頂きました。実は私はシロタレには並々ならない思い出が有るのです。先日ご紹介した新宿の第二宝来屋さんの記事を読んで下さい。宇ち多"のシロタレには完全ノックアウトされました。私の思い出のシロタレがベースに有りながら、その上を行く旨さです。これは完全に個人的な好みなのでご容赦下さい。思わず3皿食べてしまいました。お店の方も微笑んでいましたが…。この辺で十分気持ち良くなりお店を後にしました。ご馳走さまでした。立石は懐深く凄い街のようです。これを機に今後色々と経験させて頂きます。

宇ち多゛

食べログ 宇ち多゛

古典酒場 Vol.9 ホルモン酒場特集 (SAN-EI MOOK)

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