太常


銀座7丁目、昭和通りから一本裏の小路にポツンと佇む饂飩屋さん「銀座木挽町・うどん 太常(だいつね)」。間口、奥行きともにとてもゆったりと、広々した気持ちの良いうどん屋さんです。元々は同じビル(だいつねビル)の二階にある青果卸が本業で、その五代目が家業を息子に譲り渡し、ご自身念願のうどん店をこのビルのガレージを改装して始めたそうです。本日は19時頃にお邪魔しました。夜は席にオーダーを取りに来てくれ、食事だけでも或いは、軽いアテにお酒も呑めますが、お昼はセルフサービス形式での運営のようです。元はガレージと言うことで開放感溢れる入口はこだわりの木製の引き戸というのも昭和好きの私にはたまりません。青果業ゆえ、入口には新鮮な果物も販売されています。また、店の奥には「製麺所」と書かれた小部屋があり、自家製麺のこだわりと共に、お店の雰囲気に一役買っています。本日はお酒は遠慮し(おっ〜珍しい、恥かしながら歯痛です…あっ〜呑みたいです…)九条葱うどんをお願いしました。運ばれてきたどんぶりは"ねぎ、ネギ、葱"で溢れんばかり、麺はシコシコした適度なコシが有りながら、変に強すぎないのも好印象です。量も恐らく200g以上はタップリあるのではないでしょうか。これでお値段500円!場所を考えればすばらしいコストパフォーマンスですが、本当に良いの?と逆に恐縮してしまいます。次回は是非呑ませて頂きますね(笑)ご馳走さまでした。

銀座木挽町うどん 太常

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