大坪屋


南千住駅徒歩すぐ1923年(大正12年)創業、老舗酒場の「大坪屋」さん。以前からお邪魔したいと思っており、念願叶いお邪魔することが出来ました。建物の上に 「大坪屋」との表示、その下に「大坪屋」との白い看板、その下のハザードにも「大坪屋」と書かれ、更に下にとても立派な「大坪屋」との暖簾、縦に4つもの「大坪屋」が連なり、「大正12年創業の大坪屋」ここに有りと言った実に堂々とした雰囲気が堪らなく良いですねぇ〜。暖簾をくぐると、横に長い造りとなっており20人程のJ字型のカウンターとテーブルが5卓程、天井が高いせいかとても広々した印象、短冊に書かれたたくさんメニュー、天井からぶら下がった電球"これが昭和酒場だ " といった何とも良い雰囲気のお店です。イスに腰掛けただけでフッと気持ちが落ち着いてしまいますね(笑)それにしても格安酒場です。酎ハイ200円に始まりアテのほとんどが200円、250円、しかも焼酎は大好きな金宮ですよ、素晴らしい酒場ですねぇ〜。酎ハイと小はだ(200円)をお願いしました。女将さんでしょうか、ピンと背筋の張ったシャキッとした女性がカウンターの中を仕切っています。金宮の一升瓶からコップに並々と注いだ焼酎を氷の入ったジョッキに移し替え、炭酸ビンと一緒に出してくれました。その動作がキビキビして、ダンスでも見ているかのようですね。サッパリとした酎ハイに小はだがピッタリ、我ながら良い選択でした(笑) 酎ハイをお替り、牛にこみ(250円)を頂きます。牛にこみは牛モツと玉ねぎを甘辛い味付けで煮込んだ珍しいタイプ、モツのあぶらと玉ねぎの相性が良くこちらも酎ハイにピッタリです。40分程の良い時間を過ごさせて頂いて 〆て850円とは有難うございます!!「大坪屋」さんは噂通りの名店でした。ご馳走さまでした。

東京銘酒肴酒場―古典酒場探訪ガイド (SAN-EI MOOK)

東京銘酒肴酒場―古典酒場探訪ガイド (SAN-EI MOOK)