ミルクホール若葉


錦糸町よりバスで10分程、「ミルクホール若葉」さん。ミルクホールの歴史を遡ると1店舗目は1872年に開店したとのこと。明治時代に政府が人々の体質改善を目的としてミルクを飲むことを推奨し、それを受けて主にミルクを提供することを目的に出来たそう。当時は数多く存在したものの、現在ミルクホールという名前が付くお店は都内に恐らく4軒、「神田の栄屋ミルクホール、北千住のミルクホール・モカ、下高井戸のミルクホール石川、住吉のミルクホール・若葉」と思われます。本日はその中の一軒、若葉さんにお邪魔しました。バスを降りてテクテク歩くと、ポツンと見えて来ました。おっ〜有りましたねぇ〜、かなり良い雰囲気です。暖簾をくぐるとご主人がスポーツ新聞を読みながらお一人でのんびりと寛いでいらっしゃいました。「いらっしゃい」と一言、そして熱〜いお茶を出してくれました。店内は昭和の匂いがプンプン充満しており、場末の食堂で良く見かけるあの緑色のテーブルが4卓程、椅子はてっきりパイプ椅子かと思いきや、木製のしっかりとした椅子です。ミルクホール故、アルコールは無いようです(笑) 焼そば(並)をお願いしました。ジャージャーと丁寧に炒める音が聞こえて来ます。出て来たそれはソースがしっかりと絡み、これぞ昭和の焼そばといった良い感じです。しかも焼そばと一緒にキュウリと煎餅、飴玉を2個頂きました。これでお値段350円とは嬉しすぎますね。飼い猫でしょうか、ご主人の足の上に寝転がりウトウトしています、電話がなるとご主人が前掛けに猫をクルンと包み持ち上げました、面白すぎますよ(笑)のんびりとしたこの空気が何とも良いですねぇ〜。「ご馳走さまです。」「お茶はもう良いかい?」優しいご主人、最高です!次回はカレーライスですね。ご馳走さまでした。