一蘭


博多キャナルシティ内、ラーメン屋さんの「一蘭」。宿泊先の朝食券に「一蘭」さんのキャナルシティ店でも利用可能とあったので、ホテルの朝食よりは「一蘭」さんのラーメンを頂こうとお邪魔しました。お邪魔した直後に発行された日経ビジネスに創業者社長 吉冨 学氏(46歳)の記事が掲載されていました。 「ラーメンと苦悩の系譜 - 豚骨ラーメンの多店舗化に成功。首都圏も制し、年商55億円を稼ぎ出す一蘭。だが、拝金主義に陥りかけたラーメン王は、クーデターに遭い死の淵を彷徨う。 原点に戻れ。亡き父の声が照らした先に、ラーメンの王道が見えた。」という始まりで 20年程前にある老夫婦から引継いだ「一蘭」が現在の繁栄に至るまでの紆余曲折が書かれており、創業経営者の苦悩が垣間見え中々興味深い記事でした。キャナルシティのお店はカウンターのみ、一席、一席に全て間仕切りが有り、女性の一人客でも気兼ね無く頂ける作りとなっています。全てのお店がこの様な仕様なのでしょうか。テーブルには記入形式の紙が置いてあり、 " 味の濃さ、こってり度、ねぎ、チャーシューの有り無し、麺の固さ " 等々自分の好みを記入しオーダーとなります。運ばれて来た器を見て驚きました。陶器で出来た真っ黒の蓋付きの器です。形も四角形、とても斬新ですね。蓋を開けると盛り付けもとても綺麗です。麺は右向け右の如くキチンと一列に並び、ネギは左側、チャーシューは右側、気合いを感じる盛り付けです。味も申し分無い美味しさ、スープも案外サッパリとしていながらも旨みを感じます。最後の一滴まで飲み干すと器の底には " この一滴が最高の喜びです " との文字が表れました。堪能させて頂きました。ご馳走さまでした。