歌舞伎そば


東銀座駅徒歩2分程、お蕎麦屋さんの「歌舞伎そば」。名前の通り歌舞伎座を運営する東証2部上場の株式会社歌舞伎座の関連会社、歌舞伎座サービス株式会社が運営するお蕎麦屋さんです。歌舞伎座は元々は松竹の運営、いずれにしても全て松竹系の会社ということですね。歌舞伎座が取り壊しになる以前はすぐ横で営業、歌舞伎座が建替えの為取り壊しになると同時に 「歌舞伎そば」も閉店となりましたが、復活を望む多くのファンの声に応えて再開となった次第です。お店は建替えが進む敷地のすぐ裏手、小じんまりとした入口に小さな暖簾がとても愛らしいですね。 店内は縦長の作り、左手の厨房前に10席程のカウンター、本格的なお蕎麦屋さんというよりは、立喰い蕎麦屋さんに椅子が有るといった感じでしょうか。 名物の " ざるかき揚げ "(490円)をお願いしました。チャッチャッチャッと小気味良いリズムでお蕎麦をざるへ、店内で揚げたかき揚げを一口大に割り、ポンポンポンと廻りに盛付ければ完成です。お蕎麦は並盛りでも十分な量です。 食べてみて始めて分かりましたが、蕎麦を啜りながら、小分けにしたかき揚げがとても良い感じでポン!と口に入れられ良いリズムで食べられとても気持ち良く、美味しいお蕎麦が更に美味しく感じられます。何かのきっかけで生まれたアイデアなのでしょうが、これは中々素晴らしいアイデアですね。兜町にもお店を出しているようです。次回はそちらにお邪魔してみます。ご馳走さまでした。