まるは


船橋法典駅徒歩1分、讃岐饂飩屋さんの「まるは」。地元に美味しい饂飩屋さんがあるとの情報を得、お邪魔しました。オープンは2010年3月とのこと、まだ1年半ぐらいですが、美味しいとの評判はかなり広まっているようです。店主の方は和食からフレンチ、イタリアン等々30年間調理師としての経験を積み、自分の大好きな饂飩店の開業を決意、水沢、吉田、武蔵野、稲庭などのうどんを食べ歩き、本場讃岐うどんに大きな衝撃を受け、現地で1年間の修行の後、念願のご自分のお店「まるは」を開業されたそうです。店内は左手厨房を囲むL字型の10名程のカウンター、右手に4人掛けのテーブルが3卓程の小じんまりとして木を活かした清潔感溢れる作りとなっています。入店すると同時に元気で威勢の良い「いらっしゃいませ!」との挨拶が、当たり前ですが気持ちが良いものです。店主のこだわりは相当なもの、小麦粉は香川県からの直送、デンプンなどの混ぜものを加えない100%小麦粉、出汁は瀬戸内海伊吹島産のいりこ、利尻昆布などの国産の最高品種を使用、もちろん化学調味量は使っていません。そして器も存在感抜群の砥部焼きをオリジナルで注文、ひとつひとつが手書き手作りとご自分が納得の行くまで妥協することなく時間をかけて吟味し選んだ逸品の数々を使用しています。「ぶっかけの中(580円)をお願いします。」運ばれてきたそれは砥部焼きの器に綺麗に盛られた如何にも美味しそうな饂飩です。見た目はツヤツヤ、食感は単に固いのでは無く、モチモチ感のあるとても美味しい饂飩ですね。これが讃岐独特の腰というものでしょうか。地元にこのような美味しい饂飩屋さんがあるとは嬉しいですね。ご馳走さまでした。