鳥小


浅草駅徒歩15分程、鳥と鰻のお店 「鳥子(とりこ)」さん。バスに乗って南千住にでも伺おうかと思い言問い通りより千束通りに入りバス停を探して商店街を歩いていると "焼鳥・蒲焼・炭焼 鳥小 "という看板が目に止まり、フッと見れば小じんまりとした暖簾が良い雰囲気、それではと立ち寄ることにした次第です。店内は左手が焼き台のある厨房、右の壁伝いにテーブルが4〜5卓程、左奥には小上がりに3卓程の小じんまりとした広さです。店内はほぼ埋まっていましたが、運良く1卓空きが有り座ることが出来ました。場所柄遠方よりわざわざ訪れる方はまずいないと思われ、これだけ賑わっているということは地元の方々に支持されている証拠でしょう。「まずは、瓶ビールをお願いします。」麒麟ラガーが嬉しいですね。ビールを頂きながらメニューと睨めっこ、やはり "やきとん "では無く正真正銘の "焼鳥 "と "鰻 "のお店でした。東京では "やきとり "と書いて有っても "やきとん "のお店が結構有りますからね。メニューは至ってシンプル、串物、丼物に冷奴といった厳選されたメニューとなっています。串は1本100円、一皿4本400円となっており2本ずつ混ぜて焼いてくれるとのこと、"鳥だんご、鳥もつ "を混ぜてお願いしました。運ばれてきた焼鳥を見てそのボリュームにビックリ、これで1本100円とはお値打ちですね。どちらかと言うとしっかりと焼かれた焼鳥です。鳥レバー独特のあのネットリとして甘みのある旨さは申し分有りません。鳥だんごも柔らかくて美味しいですねぇ〜。メニューの一番下に " 鰻の肝焼き "が、うっかり見逃していました。こちらは1本200円、2本からオーダー可能、「肝焼き追加で!」これがまたまた大ヒット、焼鳥同様串にギッシリと刺された鰻の肝、ボリューム満点、もちろん味も申し分有りません。これで1本200円とはお得感満載です。地元で根付いて商売を続けていらっしゃるということは、やはりそれなりの理由があるものですね。本日は偶然の出会いですが良いお店に出会えました。ご馳さまでした。