ビアホールライオン銀座銀座七丁目店










地下鉄銀座駅徒歩3〜4分、老舗ビアホールの「ビアホールライオン 銀座七丁目店」さん。2011年の大晦日、所用で銀座に出掛けた際の昼食をどちらで頂こうかとあれこれ思案、「用事は済んだし、後は呑むしかないよなぁ」とお邪魔した次第です(笑)銀座近辺に数件の「ライオン」がありますが、伺ったのはもちろん「銀座七丁目店」です。ホームページでは次の様に紹介しています。「『ライオン』 の店名は1911(明治44)年、築地精養軒(上野精養軒の前身)が銀座4丁目の角に『カフェー・ライオン』を開店したときから続いているものです。そもそもこの『カフェー・ライオン』は、イギリス・ロンドンのピカデリーサーカスの角で営業していたレストラン会館「ジョー・ライオンズ商会」の名にあやかったものです。このレストラン会館は、その創始者ジョー・ライオン氏の名前からとったものですが、同時に百獣の王ライオンの貫禄と威厳に敬意をはらって使われていました。また、ライオンは英国王室の紋章であり、イギリスを象徴する動物です。このような名を当時西洋式レストランの元祖ともいえる店にいただき、『カフェー・ライオン』は明治、大正、昭和の3代にわたり多くの文化人に愛好されました。当社がこの名を譲り受け、店名を『銀座ライオン』として今日に至っています。」店名にもかなりの歴史があるのですね。そして七丁目店は昭和9年、大日本麦酒株式会社の本社ビル竣工の際、1階にビヤホールとして開店、設計者はフランク・ロイド・ライト風の建築で知られる菅原栄蔵氏、その店内は「収穫」をテーマにデザインされ、赤茶と深緑でタイル張りした壁と柱はそれぞれ大地と麦の穂を表しており、400色もの色かおる壁面のガラスモザイクは、ビールの泡やブドウの房をデザインした照明などとともに「東洋的な幻夢を誘う秀作」と評された華やかさを醸し出しています。いつお邪魔してもこのホールの雰囲気は何処にも無い格別なもの、ビールがとても美味しく頂けます。「サッポロの中ジョッキとビアホールウインナーを」まずは基本のサッポロ生を頂きます。こちらの中ジョッキは正真正銘の中ジョッキ、最近多い、小ジョッキかと思われる貧弱なジョッキとは一線を画し、ドーンと持ちがいと呑みがいのあるTHE・中ジョッキと言った感じ、いつもは瓶を愛する私ですが、このホールで頂く生は本当に格別のビールです。2杯目は「エビススタウト クリーミートップ」黒ビールの深い香りと旨み、クリーミーな泡がとても素晴らしいですね。少し気持ちが良くなってきた頃が帰り時でしょうか。大晦日に良い昼呑みを堪能することが出来ました。ご馳走さまでした。