味楽










高円寺駅徒歩2〜3分程、中華料理屋さんの「味楽」。高円寺は激安定食の宝庫との多数の情報に以前から是非お邪魔せねばと思っていた街のひとつ、今回ようやく念願叶ってのお邪魔となりました。とは言え一度に2軒も3軒も回ることは私のお腹では到底不可能、数軒の候補から的を絞って「味楽」さんに突入です。突入前に高円寺の街を一通り散策、新宿から電車で10分足らずの距離にも拘らず、人情味溢れる個人商店が、多数軒を連ねる商店街の賑わいには本当に驚かされました。ほんのひと回りでしたが、その魅力にハマってしまいそうです。JRの高架下を歩くこと2〜3分、「中華料理 味楽」との看板が見えて来ました。外観は小じんまりとした、小さな街にでも必ず1軒は有るような個人経営のラーメン屋さんと言った感じ、入口に「玉子丼 400円、かつ丼 500円、半チャンラーメン600円 」等々メニューが貼られています。確かに標準以下の価格設定、期待が膨らみtますね。と、左に目を転じればホワイトボードに「本日のランチ  焼肉、ハムカツ、目玉、味付けのり、ライス、みそ汁付き 450円」となぐり書きの表記 (笑)これ全部で450円なのでしょうか?玉子丼が400円ですから、ランチと言えど価格バランスが良くないですね。戸を引いて店内へ、右手に厨房、その前に7席程のカウンター席、左手壁際に4人掛けのテーブルが2卓と外観同様小じんまりとした店内、ご夫婦お2人で営まれているようです。メニューを拝見、一口だけビールが頂きたいと思っていたところ、小瓶 300円との表記「取りあえず小瓶を下さい。」ちょっとした枝豆と一緒に出してくれました。時刻は15時過ぎ「今日のランチはまだ大丈夫ですか?」「あっ、うちはランチはいつでも大丈夫ですよ!」との返答、夜でもOKのランチのようです。「じゃぁ、ランチを」程無くして「お待ちどうさまです」と出されたランチはびっくりする程ボリューミー、ホワイトボードに書かれていたものが全て入っています。盛り付けがステンレスのお皿と言うのがどう見ても中華料理っぽく無いですね。と言うかこのランチには全く中華の要素が入っていませんね(笑)そしてライスの盛りがどう見ても大盛り、「とても少なめで」と言えば良かったと後悔です。全体的に味は可もなく不可もなくと言ったところ、如何にもB級然としたガリガリのハムカツが印象的でした。「ご馳走さまです。」「はい、750円です。」この瞬間まで本当にランチが450円なのかがとても不安でした。あのランチを頂いて小瓶を楽しんで750円とは噂通りの凄さです。高円寺に「味楽 有り!」ですね。ご馳走さまでした。