石田屋










JR宇都宮駅徒歩12〜13分程、宇都宮やきそばの専門店「石田屋」さん。「安藤」さんで初めての宇都宮やきそばを堪能、此処まで折角来たならばと梯子酒ならぬ、梯子やきそばです(笑)「石田屋」さんは創業50年以上続く、宇都宮で最初の焼きそば専門店とのこと、宇都宮やきそばと言えばまずは「石田屋」さんと言われるくらいのメディアでの登場回数も多い有名店です。「安藤」さんから歩くこと7〜8分程、「安藤」さんよりは遥かに新しい建物ですが、そこはかとなく漂う昭和風情が良い感じです。扉を引いて店内へ入ると「いらっしゃいませ。お持ち帰りですか?」とのひと言目、どうやらかなりの方が持ち帰るよう、「いえ、店内で!」「それではご相席でお願いします。」時間は15時頃、4人掛けのテーブル7卓程がほぼ満席状態とやはりかなりの人気店ですね。卓上のメニューと睨めっこ、やきそば専門店だけにメニューはやきそばのみですが「安藤」さんとは異なり、具の種類が「肉、やさい、玉子、ハム」の4種類、その掛け合わせで8種類のパターンに「並、中、大、特大」の4段階の盛りが用意されています。お店一番のオススメは「石田屋特製ミックス」と書かれた具が全種類入ったメニュー、何故かこちらには並盛りが無く中盛りからの展開、それでもお値段600円と比較的リーズナブル、不思議なのは「肉、ハム、野菜」「肉、玉子、野菜」の中盛りが650円とミックスより高いこと、普通ならミックスの方が高いはずですが、大いなる謎ですね(笑)「おまちどうさま! 特製のオリジナルソースををかけて召し上がってくださいね。」とのお言葉、見ればほとんどソースを掛けていない蒸しやきそば状態に近い感じです。具は野菜、肉、ハムがたっぷりと入り、玉子は半熟の目玉焼きが上に載せてあります。麺は宇都宮やきそばお約束の太麺、まずはソースを掛けずに一口、あっさりし過ぎでほとんど味無しですね(笑)石田屋特製のソースを掛けて頂けば味がガラリと変身、一挙に旨さ爆発です。更に半熟目玉焼きを崩して混ぜれば黄身が太麺に絡みつき特製ソースと合間って何とも言えない旨さです。ウスターソースのようにサラっとしたソースですがこのソースとモチっとした太麺、そして焼き方に秘訣があるのでしょう。やきそば一筋で創業50年を超える歴史はやはり伊達では有りません。次から次へとお客さんが訪れて出たり入ったりと商売大繁盛、観光客は勿論、親子連れや男性お一人と地元の方々も多いようにお見受けしました。宇都宮やきそばを堪能させて頂きました。ご馳走さまでした。