松本珈琲










横浜市営地下鉄阪東橋駅徒歩5分程、喫茶店の「松本珈琲」さん。所用で久し振りに横浜へ、折角横浜まで来たのだからと喫茶店を検索、その何とも良さげな昭和風情に私のアンテナが激しく反応、地下鉄で少し足を延ばしてお邪魔した次第です。「松本珈琲」さんは阪東橋の横浜橋商店街から脇道を入った所とのこと、初めて訪れた横浜橋商店街は地元の方々で賑わうとても魅力的な昔ながらの商店街、ブラブラするだけでも楽しい商店街です。そんな賑やかな商店街から少し入ればびっくりする程静かな路地裏、その狭い路地にポツンと佇む味わい深いお店の一つが「松本珈琲」さんです。一瞬入るのを止めようかと躊躇してしまう程のオーラを放つ外観は昭和そのもの、完全にある時から時間が止まっています。調べた情報によれば創業90年近く、元々は現在のご主人のご両親が野毛で営んでいたお店が空襲で焼けてしまい、戦後現在の場所に移って来たとのこと、建物は昭和40年代に少し手を加えただけで当時の面影が強く残っており昭和の匂いがプンプン、昭和好きの私には堪らない雰囲気です。また10年ほど前に放映された永瀬正敏さん主演のテレビドラマ「私立探偵 濱マイク」でも使われたとのこと、今でも遠方からファンに人が訪れる事もあるそうです。戸を引いて店内へ入れば天井、テーブル、椅子、レースのカーテン等々全てが昭和そのもの、テーブル5席程のとても小じんまりして、マッタリとした空気が流れています。座ってのんびりと新聞を読んでいるご主人が、ゆっくりと振り返りながら「いらっしゃいませ。」と。珈琲をお願いしました。「写真を撮らせて頂いても宜しいですか?」「ええ〜、こんな古い喫茶店で良ければどちらでもどうぞ!」と有難いお言葉、とても優しいご主人です。ひと通り撮らせて頂いた後はマッタリとした珈琲タイム、まるで温泉に浸かっているかのような気持ち良さ、この時間がチェーンのコーヒーショップでは到底味わえ無い喫茶店ならではの良さ、珈琲一杯300円でこの至福の時間が過ごせるのですから、喫茶店巡りは止められません。ご馳走さまでした。

松本コーヒー

食べログ松本コーヒー