丸松屋











JR京浜東北線、鶴見駅東口徒歩10分程、角打ち酒屋の「丸松屋商店」さん。横浜市の中でも最東端に位置する鶴見区は東京湾に面する京浜工業地帯を要し大小様々な規模の工場が多数存在する労働者の街。バブル崩壊から始まり、海外への工場移転等々でかなり衰退しつつは有りますが、全盛期はさぞかし賑わったのではないでしょうか。北九州地区の様に昼夜を問わず稼働する労働者の街には必然的に角打ち文化が生まれると言うのは鶴見区も同じだったと思われます。よって現在でも当たり前のようにその角打ち文化を続けている酒屋さんが多いのが鶴見区の特徴の一つであり、角打ち好きの呑ん兵衞には、「鶴見=角打ちの多い街」として知られています。今回は鶴見区に念願の初訪、胸が高鳴ります。まずは歩いて街の匂いを肌で感じながら、2、3軒角打ちを回れればとスタートを切りました。鶴見駅から潮鶴橋を渡れば「本町通商店街」、この辺りにマイレビュアーガクチさんが紹介されていた「丸松屋」さんがあるはずと歩くこと数分、杉玉を吊るした小綺麗な酒屋さん「丸松屋」さんに到着、その外観から拘りのある酒屋さんであることがそこはかとなく感じられます。店内へお邪魔するとシャキッとされたご主人と優しそうな奥様のお二人、拝見したところ呑むスペースが無いようですが「店内で頂けますか?」と尋ねると「今、電気を点けるので、2階でどうぞ!」と言って頂けました。「いやいや一人なので1階の隅で良いのですが・・」「折角ですからどうぞ2階で、すぐ準備しますから」と優しく言って下さったので遠慮なくお邪魔する事に、大好きなハートランドとアテにソーセージ缶を購入し2階へと上がりました。奥様がテーブルを拭きながら「こちらのコップやお箸を自由に使って下さいね。」と、本当に物腰が柔らかく優しい奥様です。2階は左右に3人ずつ座れる大きなテーブルがドーンと置かれまるで自宅で呑んでいるかのよう、しかしながら流石に一人では寂しいですね(笑)ハートランドにソーセージ缶を堪能し「ご馳走さまでした!」「どうも有難うございました。写真を撮っていましたが、この業界の方?」「いやいや、角打ちが好きで趣味で回っているだけなんですよ。」「そう、最近あなたのような方が良く来ますよ。また良ければ!」「はい!またお邪魔させて頂きます。」自宅に帰って調べてみると息子さんがネットを活用してお酒への拘りなど色々と精力的に動いてらっしゃるよう、酒屋さんが減りつつある時代に跡取りも完璧なようで何よりです。是非、角打ち文化も継承して頂ければ有難いですね。本日も良い出会いとなりました。ご馳走さまでした。

(有)丸松屋商店

食べログ(有)丸松屋商店