とんかつ不二












地下鉄銀座駅徒歩5,6分程、創業1927年 (昭和2年) の老舗とんかつ屋さん「とんかつ不二」。世界の一流ブランドが軒を連ねる銀座並木通り、夜ともなれば今でも黒塗の高級車がズラッと並び、銀座の女が行き来をする日本でもNo.1の高級クラブ街、そんな通りから少し入った裏路地に静かに佇むとんかつ屋さん「とんかつ不二」。創業1927年、御歳85歳を迎える銀座の生き字引とも言えるお店、黒服や有名作家達が愛して止まないお店、銀座のど真中とは思えないコストパフォーマンスの高いお店等々、多くの魅力を持った「とんかつ不二」さんに念願の初訪となりました。路地を20m程入ったビルの 1階に静かに佇むそのシンプルで清いあ店構えは、店頭の「とんかつ 1000円」との看板が無ければ、一見さんには高級老舗とんかつ店と映ること間違い無し、逆にその看板を疑うかもしれません(笑)ガラガラと木製の引戸を引いて中へ入ると厨房を囲む10席程のL字型カウンターとテーブル2卓のとても小じんまりとして落着きのある店内、厨房にご主人、フロアは奥様とご夫婦お二人で営まれているよう、「いらっしゃいませ!こちらにどうぞ。」と奥様が優しい声でカウンターを勧めてくれました。先ずはメニューと睨めっこ、ヒレ、ロース共に1000円は無論看板に偽り無し、それがご飯に味噌汁、お新香まで付いてのお値段とはビックリです。「ロースをお願いします。」「はい!ロース一枚!」と奥様の元気な声、これだけで「良いお店だなぁ。」と感じますね。先客が3名程、まだ皆さん出来るのをお待ちの様子、少し時間が掛かりそうだなと思った瞬間「中瓶下さい!」と口から声が・・実は今日は呑まずにおこうと思って入ったものの、やはり辛抱堪りませんでした(笑)「お待ちどうさまです!」と置かれたロースカツは十分な大きさ、不二さんでは10年以上前から「平牧三元豚」を使用しているとの事、これで1000円は場所を考えれば、有難過ぎるお値段と言って良いでしょう。いつもは塩で頂くので探しましたが置かれていません。是非ソースでとのご主人の思いかと感じ、久し振りにソースを掛けて頬張れば、途端にニンマリ、ロースカツの旨さを引き立てる甘口のとても美味しいソース、肉の旨味もご飯の美味しさも申し分ありません。ちょっと残念なのは味噌汁でしょうか、個人的な好みで分かれるところですが、今ひとつなのが悔やまれます。何れにしてもこのクオリティに価格と場所を考えれば、全く言うこと無い素晴らしいとんかつ屋さんです。「ご馳走さまでした。」「どうも有難うございます!またお越し下さい。」最後まで気持ちの良い接客、味、価格、接客の三拍子揃った名店です。ご馳走さまでした。

とんかつ不二

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