白根屋










地下鉄大江戸線新御徒町駅徒歩5分程、昭和の匂いプンプンの甘味屋「白根屋」さん。「佐竹商店街」をプラプラすれば昭和の世界の中にもチラホラと新しい店舗やマンション建設も・・新旧交代の波が少しずつ押し寄せている中で出会った途端に思わず「おっ〜!」と声を上げて立ち止ってしまったお店が「白根屋」さんでした。モスグリーンのデザインされたハザードに「甘味、軽食、白根屋」との白い文字が良い感じ、お約束のサンプルケースもかなりのボリュームです。そして店先に白い提灯が3つ下がっているのが何とも不思議な魅力を放っていますね。改築したであろう入口が自動ドアなのが少し残念、店内に入ると左奥に厨房を構え、手前に8名が座れるテーブルが1卓、右の壁際に4卓とこじんまりして良い感じの昭和風情、ご主人と奥様お2人で営まれているようです。先客は無く、椅子に座って奥のテレビを見ていた奥様が、立ち上がりながら振り返って「いらっしゃいませ。」と迎えてくれました。早速メニューと睨めっこ、有難い事に「ビール」との表記「ビール下さい!」と、出て来たのが麒麟ラガーの大瓶 (570円) とは嬉しい限り、付き出しの柿の種もお店の雰囲気にベストマッチです(笑)「自由に選べるお好みセット、A ラーメン、焼そば、ワンタン、焼うどん  B おにぎり、みつ豆、アイスクリーム、珈琲 、AとBから一 つずつ選んで500円」とのメニューを発見、どんなものかと不安に駆られながらも「焼そばとみつ豆のセットをお願いします。」厨房はご主人の担当のよう、ジャージャーと焼きそばを炒める良い音が聞こえて来ます。「はい!どうぞ!」とテーブルに置かれたそのセットを見てビックリ、盛りが良く、具もタップリな焼そばに、ウサギのりんごまで添えられたみつ豆とお新香、これで500円とは有難い限り、嬉しすぎますね。「写真を撮っても良いですか?」と尋ねれば「えぇ〜、どうぞ」と優しいお言葉、一通り撮り終えたら、焼そばとビールでの至福のひと時、タップリのキャベツにもやしとハムはとても良いアテとなりラガーが一際美味しさを増します。「写真綺麗に撮れたかしら?この組合せはこの間◯◯テレビに出た時のおすすめなのよ!白鵬上戸彩さんのオロナミンCのコマーシャルにも家が使われてねぇ・・」等と色々とお話を聞かせて頂きました。食後のみつ豆も懐かしい味、大満足の食事となりました。ご馳走さまでした。

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