高野酒店




JR大阪環状線 京橋駅徒歩10分程、角打ちの「高野酒店」さん。大阪出張からの帰り道、新幹線の発車時刻までの僅かな時間を使っての大阪呑み食べ巡りです。前回お邪魔した京橋の格安酒場の多さと昭和風情漂う街の雰囲気に魅了されあれこれと検索、数ある候補から先ずは角打ちの「高野酒店」さんにお邪魔した次第です。京橋駅から歩くこと10分程、車の行き来する交差点に建つビルの1階にとても広い間口を取って、その間口いっぱいに目立つグリーンのハザードを構えた「高野酒店」さん。白地に赤で「アサヒビール」と染め抜かれた暖簾がとても良い感じ、その端には「高野酒店直売所」と書かれています。これだけ間口が広いと何処から入れば良いのか迷ってしまいますが、折角ですから暖簾を潜ってお邪魔しました。入った所にオープンな厨房を囲む14,5名は立てそうな立呑みカウンター、右手には幾つかの簡易テーブルに椅子が設置されており、結構な広さです。角打ちと言うよりは完全に呑み屋さんですね(笑)「いらっしゃい!さぁ、お兄さん、こちらにどうぞ!」とメニューのよく見える所をすすめてくれました。パッと見て初めてのお客と分かっての有難い心遣いです。厨房にはご主人ともうお一人男の方の2名で切盛りされているよう「呑み物は?」「瓶ビールを!」「ハイよ!」と出されたのはもちろんアサヒビールです(笑)「あっ、お金は・・」「うちは後払いやで〜(笑)」メニューは日替りが多いのかホワイトボードに手書きですが、値段が書かれていないのが初めての客としてはある意味、賭けになりますね。小いわしの煮つけを頂きました。イワシが7匹程小鉢に盛られ鷹の爪がちょこんと添えられて、アテとして申し分ありません。テレビはお約束のタイガース中継、ご常連さん達とご主人のワイワイガヤガヤとした会話も良いアテとなり、気持ちの良い酒場浴を愉しみます。焼そばを追加してのお会計は大瓶 400円、小いわし260円、焼そば450円で合計1110円です。焼そばやっちゃいました(笑)元気なご主人と気の良いご常連さん達で一見でも愉しく呑める良い角打ちでした。ご馳走さまでした。

高野酒店