三河屋




京成線八広駅徒歩10分程、昭和風情残る酒場の「三河屋」さん。マイレビュアーさんと大好きな「丸好酒場」さんへ「さよならレバ刺し」詣で。写真撮影禁止になったようですが、やはり丸好さんは素晴らしい酒場、美味しい丸好ボールに「レバ刺し、ハツ刺し、豚玉 ( 裏メニュー) 」と堪能させて頂きました。「次、案内しますよ!」との心強いお言葉で連れて行って頂いたのが「三河屋」さん。静かな通りにポツンと灯りの灯るその建物は、恐らく建替えたのでしょう、決して古くは有りませんが、余計な装飾をせずとても清くて良い雰囲気、一際目立つその暖簾の迫力には圧倒されます。大きな藍色の地からはみ出さんばかりに「三河屋」と右から左に白で抜かれたりっぱな暖簾が「三河屋」さんの歴史を物語っているかの様にさえ感じます。ガラガラと戸を引いてお邪魔、右手に完全分離型の厨房を構え、L字型8席程の立派な木のカウンター席と、左手にテーブル2卓のこじんまりとした店内、感じる空気感は完全に昭和の空気です。生憎カウンター席は先客の方々、テーブル席にお邪魔しました。「ここ良いですね」「でしょ(笑)」入っただけでこの感じを受ける酒場はそうそう有りません。ご主人が厨房、奥様がフロア担当とご夫婦お二人で営まれている様、このお二人も特に愛想が良い訳では有りませんが、お店の雰囲気に溶け込んでいてとても良い感じです。「酎ハイボール (250円) 、いりぶた (400円) 、チーズ (250円) 」をお願いしました。お通しの蒸かしたじゃがいもがホックリして気の利いた一品、これが無料とは嬉しい限り、サッパリとした酎ハイは氷無しで濃い目の感じが呑ん兵衛を喜ばせます。一杯をゆっくり愉しみ、お会計は二人で1150円とは思わず心の中で「こちらこそ有難うございます。」とお礼を言ってしまいました。とても良い酒場をご紹介頂きマイレビュアーさんに感謝、感謝です。ご馳走さまでした。
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