第一亭




京急本線日ノ出町駅徒歩2分程、創業昭和34年、台湾料理店「第一亭」さん。本日は会社の後輩との愉しい横浜呑み、横浜は自宅とは真逆の方向故、まともにお邪魔した事が有りませんが、日ノ出町から野毛にかけての一帯は昭和好きの呑ん兵衛にとっては魅力的なお店の宝庫です。「日ノ出町駅で待合せで良いか?」「日ノ出町ですか? 懐かしいなぁ〜、子供の頃良く遊んだ街ですよ!」「行きたいお店が有るんだけど。」「良いですよ。僕はどちらでもお付き合いしますから。」と優しい言葉に甘えて先ずお邪魔したのが「第一亭」さん、こちらはモツ好き呑ん兵衛が愛して止まない名店の一つです。それにしても日ノ出町は中々ディープな街、この時代になっても駅前には成人映画館、その横は男同士が戯れているホモ映画館と驚くばかりです。「第一亭」さんは一見普通のラーメン屋さんに見えますが、置き看板には「ホルモン料理、豚足、豚耳、豚心、豚頭肉」と書かれホルモンに対する自信の程が窺えます。店内は左手に厨房を構え、L字型カウンター8席程にテーブル4卓と小上がりに3卓程の中箱店、雰囲気はごくごく普通の街の古いラーメン屋さんです。運良く調理する様子が見えるカウンター席にお邪魔することが出来ました。何はともあれ横浜呑みを祝してビールで乾杯!麒麟ラガーとはホルモンにピッタリ、言うこと御座いません。もちろん最初の一品は大好きなモツ炒め(600円)、オーダーと同時にお母さんが生のモツを皿に用意、中華鍋を煙が上るまで良く熱してから生モツを投入、強火で一気に炒めます。ジュワ〜と大きな音と共に厨房に立ち込める煙の凄さに生唾を飲み込みました。「ハイ!お待ちどうさま!」とカウンター越しに渡されたそれは、見るからにプリップリとして美味しそう、お皿の中はモツの海と化しています(笑)プリッ、トロッとしたモツを頂くと生の腸ならではの独特の弾力が感じられ堪らない美味しさ、思わず「旨めぇ〜」と大きな声を上げてしまいました。続けて「チート生姜(600円)」をオーダー、チートは豚の胃袋、通常はガツと呼ばれている部位です。塩系の味付けにタップリの生姜が入ったこちらもモツ好きには堪らない逸品、ビールがグングン進みます。まだまだ頂きたいところですが、あと2軒ほど回りたい予定が有るので〆に裏メニューの「パタン(600円)」をお願いしました。こちらは「第一亭」さんの人気裏メニュー、茹でて冷ました中華麺にタップリのニンニク醤油を絡めたシンプルな一品、そもそもその変わったメニュー名は、中華包丁でニンニクを「パターン、パターン」と潰して作る賄い料理から来ているそう、よってそのニンニクの量が半端では有りません。其のまま頂いても美味しいのですが、一緒に出されたスープに付けてもこれまた絶品、とても良い〆となります。「第一亭」さんは噂通りの素晴らしさ、横浜吞みのスタートとしては大満足のスタートとなりました。ご馳走さまでした。

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