とんかつ 王ろじ




JR新宿駅徒歩5,6分、創業1921年(大正10年)老舗とんかつ屋さんの「王ろじ」。 久し振りの新宿でのランチタイム、最近吞み続き故、たまにはシッカリとしたご飯を頂こうと、とんかつの老舗「王ろじ」さんにお邪魔しました。「王ろじ」との変わった店名の由来はとても単純、お店の立地から「路地の王様」=「王ろじ」となったそう、その建物はさすがにビルとなってはいますが、華美な装飾が無く清い店構えは好感が持てます。濃紺の地に白色で抜かれた暖簾に不思議なマークが4つ、何かと思えば「とんかつ」の文字を崩した絵文字、「王ろじ」の文字もシンボルマークのようにデザインされ、商標登録をとっているとのこと、店内は厨房前カウンターに5席とテーブルが5卓のこじんまりして昭和風情漂う気軽な雰囲気、ご夫婦お2人で切盛りされているようです。こちらの名物「とん丼(950円)」を注文、ランチ時でも注文が入ってから揚げ始めるのでゆうに15分程は時間が掛かります。多少時間が掛かってもやはり出来たては美味しく有難いものです。「お待ちどうさまです!」と奥様の元気の良い声、これだけでとても気持ちの良いものです。ご自慢の「とん丼」のとんかつを山のように立たせた盛付け方が何とも食欲をそそります。カレーはスパイシーと言うよりはごくごく普通のお母さんのカレーと言った素朴な味、お店の雰囲気にピッタリです。カラッと揚がったとんかつも申し分無い美味しさ、お陰でお腹はパンパン、大満足の昼食となりました。ご馳走さまでした。

王ろじ

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