助六うどん




大阪市営地下鉄、動物園前駅徒歩5,6分、昭和の匂いプンプン、西成「山王市場通商店街」のうどん屋さん「助六」。大阪出張時の昼食処を求めてお邪魔したのが西成の街、東京の山谷と共に日本を代表するドヤ街だけあり一般の方々は寄り付き難い一種異様な雰囲気も感じますが、その昭和の匂いが漂う街は私にとっては堪らない魅力に満ち溢れています。西成は全く土地勘がない故、先ずは動物園前駅を出てすぐ始まるアーケード街を時間の許す限りで歩いてみようと歩き出しました。入口脇には噂に聞いた看板の取れたままの「大万」さん、こちらは鰻のタレを継ぎ足すが如く、油を継ぎ足しながらの黒い串揚げが特徴とのこと(笑)昼から3人程の方が赤ら顔で愉しまれていて、羨ましい限りです。それにしてもこの商店街の雰囲気は完全に昭和そのもの、まるでタイムマシンに乗ってしまったかの様な錯覚に陥ります。思った以上に奥に長い商店街を縦横無尽に歩き回れば、シャッターを降ろしたお店も多いながらも、昭和好きの私にはとても魅力的なお店が軒を連ねる素晴らしさです。その中でも思わず足が止まって見惚れてしまったのが「助六うどん」さん、「何じゃこれりゃぁ〜」と声が出てしまったほどの強烈なインパクト、まるで昭和映画のセットかと思う程の素晴らしい外観に釘付けです(笑)昼食は当然うどんに決定、暖簾をくぐればこれまた期待を裏切らないテーブル2卓のとてもこじんまりとした昭和な店内、お歳を召したご主人がお一人で切盛りされているようです。「きざみうどん(350円) を、あっ、それとオレンジジュース(150円)も貰います。」ビールの替わりにバヤリースの瓶のジュースを頂きました。それにしてもとても平成24年とは思えないこの雰囲気に酔ってしまいそう、飴色に変化した木材、トイレの木製の扉、何と岡持ちも木製、素晴らしいの一言です。きちんと書かれたメニューや表の一部塗り直したであろう看板にご主人のお店を大切にする想いが見てとれます。「お待ちどうさん。」と出て来たきざみうどんも至極真っ当な一杯、関西風の旨味のあるダシがとても良い感じ、こんな素晴らしい店内できざみうどんが頂けるとは思いも寄らず良い昼食となりました「ご馳走さまでした。」「おおきに!おおきに!」西成はとてもディープな街ですが、次回はプライベートで伺ってゆっくりしたいと思います。ご馳走さまでした。

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