ほてい屋酒店




JR鶴見線安善駅徒歩すぐ、角打ちの「ほてい屋酒店」さん。 「上州屋酒店」さんでディープで昭和な雰囲気を堪能した後に向かったのは鶴見線安善駅前の角打ち「ほてい屋酒店」さん、それにしてもこの京浜工業地帯を抱える一帯は角打ちの宝庫、高度経済成長時代には相当の隆盛を誇ったのだろうと容易に想像がつきます。鶴見線は鶴見から横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かう短い3つの路線から構成されており利用客の殆どがそれら沿線の工場に勤務する方々のこと、「ほてい屋酒店」さんでその事実を目の当たりにする事にもなりました。右手が小売、左手が角打ちのスペースという完全分離型角打ち、扉一枚の専用入口から入れば店内は想像以上の結構な広さ、しかも明るくて小綺麗な雰囲気にちょっとびっくり、数名の先客がお酒を愉しんでいらっしゃいました。こちらはお隣の店舗との境界に簡単な厨房スペースを構え、角打ちでは一般的な缶詰や乾き物に加えて、鍋ではおでんが煮えていたり、200円均一の刺身や枝豆等々の豊富な種類のアテが並べられていたりと角打ちと言うよりは立呑み酒場と言っても過言では無い品揃えです。各々生ビール(小250円)、ウーロンハイ(260円)、トマトハイ(230円)と好きな呑み物をお願いしてカンパーイ!氷を入れるとプラス30円掛かるようですね。アテはおでん(豆腐、玉子、大根で300円)とイカ焼き(200円)を頂き、撮影の了承を得て、呑みと撮影を愉しんでいると、先客の方々が一斉に上がられて残るのは私達のみ、「何だ!何だ!」と驚いていると電車の到着時間のよう、鶴見線は1時間に数本のみの運行と待ち時間の長い電車、仕事帰りの呑ん兵衛の時間潰し専用と言っても過言では無いようです(笑)私達も乗り過ごすと大変な事になるので時刻を再確認し残りの時間を堪能させて頂きました。ご馳走さまでした。


ほてい屋酒店」食べログ