芳野屋

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東京メトロ浅草駅徒歩6,7分、昭和風情たっぷりの大衆食堂「芳野屋」さん。「浅草観音温泉」で体を温め「小文」さんで軽く喉を潤した後は再び浅草の街をプラプラ散策です。東京スカイツリーの建設が始まってからというもの、浅草の街はかなりのスピードで変わりつつある気がします。特に観光客相手のお店が軒を連ねる仲見世から国際通りと言問通りの内側は、数多くの新しいお店の進出、昔ながらのお店や商店ぐるみでの改装等々、伺う度に確実に景色が変わっています。「六区にドン・キホーテはないよなぁ・・あれっ、ここもかぁ ・・」などと色々と思いながら歩いていた時に目に留まったのが大衆食堂「芳野屋」さん、「あれっ、ここも変わったの?」と良くよく拝見すれば横並びの商店と雰囲気を統一させる為に手を入れたよう、嬉しいことに側面はトタン張りとコカコーラの大きな看板が健在、以前は正面も同様の雰囲気で昭和の匂いプンプンでしたが、これも諸々の影響でしょうか、昭和好きとしては寂しい限りです。折角だからとお邪魔する事にした次第、引戸を引いて中へお邪魔すれば先客は無く、お母さんがポツンとお一人で椅子に腰掛けてテレビを観ていました。店内は有難い事に未改装(笑)昭和の匂いでプンプンです。「いらっしゃい!」「瓶ビール(大瓶600円)をもらえますか?」「アサヒと麒麟はどちらが良いかしら?」もちろん麒麟をお願いしてメニューと睨めっこ、焼き魚定食からラーメン焼きそば、チャーハンそして煮込みおでんと数は少ないものの呑み食べ出来る有難い品揃え、先ほどお蕎麦を食べたのに、何も考えずに焼きそば(500円)をお願いしました(笑)お母さんが奥の厨房に入ってジャージャーと炒める良い音が聞こえて来ます。ものの数分で「お待ちどうさま!」と共されたそれはとてもシンプルで懐かしさを感じるソース焼きそば、ビールの良いアテとなります。少しお母さんとお話をする事が出来ました。「このお店は戦後間も無く先代のお父さんが始めたことや建物はほとんどお父さんの手作りであること(驚) スカイツリーが開業してからは観光客はソラマチでお金を使ってしまい、浅草はおろか地元の押上の商店にさえお金を落とさなくて厳しいこと」等々、実際に聞かないと中々実情は分からないものです。「ここはこのままが良いですよ!」「そうですか? まぁいじる気は無いけれど(笑)」「また寄らせて頂きます!」「有難うございます。」是非ともこのまま末長く頑張って頂きたいと思います。ご馳走さまでした。

芳野屋」食べログ