たん焼 忍

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 JR四ツ谷駅徒歩6,7分、創業35年目を迎える牛たん料理の美味しい「たん焼き 忍」さん。この日は呑ん兵衛5名が集まっての楽しいお花見、もちろん昼からのエンドレス吞みであることは言うまでもありません(笑)四ツ谷、上智大学脇の土手に咲く桜はちょうど満開を迎えて見事の一言!お酒がグングン進みます。「ちょっと肌寒くなって来たから、場所変えて呑み直そうか。」と根性無しの呑ん兵衛軍団。「僕の同級生のご両親がやっているお店に行きましょう!」と四ツ谷が地元の後輩が案内してくれたのが「たん焼き 忍」さん。「凄い人気店なので入れるか分かりませんが・・」と言いながら四ツ谷の街を千鳥足でフラフラと歩いて行けば、ビルの谷間に昔ながらの和菓子屋さんや蕎麦屋さんが点在し昭和風情漂う良い雰囲気、私の足は更に勢い付いてフ〜ラフラです(笑)「ここですよ、ここ!」と後輩の声、「おぅ〜 なんか良い雰囲気だねぇ〜」その外観の雰囲気を何と表現したら良いのか難しいところですが、古木と鉄を用いてデザインされたその独特の雰囲気は何とも魅力的、「入れますよ〜!」と嬉しい言葉に店内へとお邪魔すれば外観に負けず劣らずの素晴らしさ、鈍く光る飴色をした古木と鉄の内装が白壁に映えて一段と魅力的に映ります。左手奥に厨房を構えてカウンター席とテーブル数卓の想像よりもこじんまりした店内は満員御礼大盛況、厨房にはご主人を筆頭に4,5名程のコックさんが忙しそうに動き回り活気が有ってとても良い雰囲気です。入口脇の分厚い古木の立派なテーブル席に着くことが出来ました。「このお母さんの名前が忍さんなんですよ。」と後輩に紹介され、「有難うございます。宜しくお願いします!」とご挨拶、席を作って頂いた忍さんに感謝、感謝です。お酒は昼からたっぷりと頂いているのでここはワインで乾杯!オーダーは勝手知ったる後輩にお任せ、そのセレクトは「ゆでたん(980円×2)、たん生姜煮(680円×2)、たん焼き(1100円×2、お新香付き) 」のもちろんたん尽くしです。少し忍さんとお話しする事が出来ました。「始められて何年ぐらいですか?」「今年で35年経つのよ。」「それにしてはとても立派な古木ですねぇ〜、古民家を移築されたのですか?」「ええ〜、あちこちの古民家から集めて作ったのよ、35年間、一度も手を入れていないわ。」「それは凄いですね!下世話な話、とてもお金が掛かったでしょうね。」「主人が拘ってね、35年前で◯◯◯◯千万円、掛かったわよ。」「ええっ、今なら億単位じゃないですか!」ホームページには次のように記されています。「店のつくりをよくお客様に尋ねられます。通りがかりの外国の方が物珍しそうに覗かれることもあります。昭和54年に、建築写真家の坂口裕康さんのデザインで、鍛治物は斉藤昭二郎さんが打ってくれました。古材と鉄と白壁、瓦の床・・・一度作ったらずっと改装しないで済む、一生モノのお店をお願いしたのです。欅(ケヤキ)の柱はもともとは民家の梁。カウンターは火に強い地松(ジマツ)。丸テーブルは栂(ツガ) 。入って右手のテーブル席の背もたれは、びっくり!埼玉県の浦和裁判所の一部だったそうです。東京近郊の古民家の解体を聞き付ける度に坂口さんが足を運んで、使える材を一本一本選んでくれたのです 。大工さんは秋田から呼んできました。東京の職人さんは太く重い材を扱い慣れてないからです 。これぞ贅沢なつくりと自負しています。大事に、大事に、使っていきたいと思います。」しばらくワインを愉しんでいると「ゆでたん」の登場、「おっ〜 すげ〜!」その大きさと厚みにはびっくり、そして箸で切れてしまうその柔らかさにこれまたびっくり、6~7時間程じっくりと煮込んだという牛たんは独特の食感、味付けは塩と胡椒が主でこれにタップリのワサビを付けて口に放り込めば至福のひと時、この美味しさは堪りません。ワインを追加したところでたん生姜煮とたん焼きの登場、一口大に切った牛たんにピリッと生姜を効かせた生姜煮はワインよりはお酒に合いそう(笑)厚めにカットされたたん焼きは口の中で牛たんならではの旨味が広がります。付け合せのお新香がとても良い箸休めになって有難い限りです。ひと通り愉しんだ最後の〆は「たんスープ(600円)」、このたんスープがこれまたとても良いダシが出ていて思わず顔はニンマリです。お陰さまでお腹はパンパン、「ご馳走さまでした。とっても美味しかったですよ!」「こちらこそ、ありがとうございました!」たんシチューやどて煮などまだまだ魅力的なメニューの数々、是非また伺いたいと思います。ご馳走さまでした。

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