中華エーワン

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 東急池上線石川台駅徒歩3,4分、昭和風情たっぷりの柳麺屋さん「中華エーワン」。さる方のブログでその存在を知ってから是非とも伺いたいと思っていたお店のひとつ「中華エーワン」。その不思議な店名もさることながら、とても都区内とは思えないうらびれた外観の衝撃は相当なものでしょう。東急池上線は五反田、蒲田間の10km程を結ぶ閑静な住宅街を貫く私鉄電車、その歴史を紐解けば池上本門寺の参詣客の輸送を目的として大正11年に池上電気鉄道がレールを敷いたのが始まりだそう、その歴史ある鉄道ゆえに各駅の周りには昔ながらの昭和風情漂う商店街が形成されて、昭和好きの私にはなんとも魅力的です。石川台駅周辺も御多分に洩れず、駅前から喫茶店や肉屋などの個人商店が軒を連ね、こじんまりとした商店街が形成されて良い雰囲気、そこを突き抜けた多くの車が行き交う中原街道沿いに静かに佇む「中華エーワン」、「中華そば」と抜かれた真新しく真っ赤な暖簾が掛けられ、店内に電気が灯るも、ほとんどの方がまさか営業しているとは思わない、その雰囲気に私の目は釘付けです(笑)ひと通り外観を愉しませて頂き、いざ突入!ガラッと勢い良く引いたら外れそうな木製の引戸をそうっ〜と引けば「いらっしゃい!」とご主人が迎えてくれました。店内はまともなテーブル(笑)2卓のみのとてもこじんまりとしたスペース、その雰囲気たるや外観同様、昭和の匂いがプンプン薫る素晴らしさ、人によっては汚いと表現するであろう散らかり加減も私には堪りません。「とりあえず瓶ビール(中瓶500円)をお願いします。」 出て来たビールは一番搾り、これも好きではありますが出来ればここは麒麟ラガーか赤星と行きたいところです。クイっと頂きながらメニューを拝見、もちろんテーブルに置いて有る筈もなく壁に掛けられているのみ、これがとても良い感じにヤレており文化財級の素晴らしさ、上から貼られている手書きの価格表には思わず笑みがこぼれます(笑)アテになるようなメニューが無いので暫くはビールのみと思いきや、目に留まった駄菓子屋さんに良く有るガラスの入れ物にはビーナッツが入って「100円」との表記、いつから稼働していないのか若干の不安が残るものの(笑)それをひとつ頂きました。お皿を出してくれる心遣いが嬉しい限り、ピーナッツを片手にビールを頂き、昭和の匂いに浸る至福のひと時、なんとも気持ちの良い時間です。「柳麺(300円)をお願いします。」お値段なんと300円!ご主人が台所との表現が相応しいであろう厨房で柳麺を作り始めます。運ばれて来たそれは透明感あるスープに支那竹、焼豚にキャベツの入ったシンプルな一杯、味は想像通りのさっぱりとした美味しさ、昨今流行りの凝ったラーメンとは対極の逸品になんだかホッと癒されます。「ご馳走さまでした。」「はい、900円です。」ビールにラーメンを頂いて1000円札でおつりが来るとは嬉しい限り、次回は雲呑麺(380円)を頂いてみたいと思います。ご馳走さまでした。

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