おでんヤマニ

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地下鉄浅草駅徒歩10分程、味良し、雰囲気良し、値段嬉しのおでん屋さん「ヤマニ」。六区からひさご通りを抜けて言問通りを左に折れれば、すぐそこには薄口グラスで美味しいビールを呑ませてくれる「正直ビアホール」さん、そこをさらに国際通り方面に進むと見えて来るのが、如何にも浅草地元民御用達といった落着いた雰囲気を醸し出しているおでん屋さん「ヤマニ」。こちらも以前からとても気になっていたお店のひとつ、念願叶ってのお邪魔となりました。「大衆酒場 おでん ヤマニ」との看板、おでんと白く抜かれた藍色のシンプルな暖簾、店内の様子が全く窺い知れないすり硝子、他に何ひとつ装飾の無い店頭の雰囲気は一見客を寄せ付け難いものを感じます。カラカラカラとアルミの引戸を引いて突入です(笑)カウンターの中には感じの良い30代と思しきお若いご夫婦? 指を2本立てて2人の旨示せば「どうぞ〜」と微笑んで迎えれくれました。店内は厨房を囲むL字型カウンター9席とテーブル2卓の程良い広さ、先客はテーブルに1組のみと運良くカウンターに着くことが出来ました。(頑固そうなオヤジで無くて良かった(笑))とホッと一息つきながら呑み物を物色「ハイボールは焼酎ですか?」「ウイスキーも出来ますが、焼酎はソーダ割の酎ハイです。」「では酎ハイ(420円)を2つお願いします。」共されたそれは琥珀色の下町ハイボールでは無く無色透明のさっぱり酎ハイ、何はともあれ乾杯してメニューと睨めっこです。主役のおでんはたまご、こんぶ、こんにゃく、しらたき、ちくわぶが100円。大根、じゃがいも、ごぼう巻、いか巻、はんぺん、揚ボール、焼ちくわ、さつま揚、フランクフルトが150円。つみれ、すじ、しゅうまい巻、焼どうふが200円。そして最高値はがんもどきの250円とまさに大衆酒場価格、時におでん屋さんはびっくりする程高いお店も有りますが、これは有難い限りです。ちょっと摘みにと「しめ鯖(450円)とみつばのおひたし(350円)」をオーダー、おひたしはオーダーしてから目の前で茹で始めたかと思えば、昔懐かしい木製の削り機で鰹節をシュッシュッシュッと削っています。「お待ちどうさまです。」と共されたおひたしはクルンと丸まった削り節がたっぷりと盛られて何とも素晴らしいビジュアル、「ごはん下さ〜い。」とお願いしたいところです(笑)茹でたてを冷たい水で〆たおひたしは申し分無い美味しさ、しめ鯖も良い感じです。そしていよいよメインのおでん、一皿目は「ちくわぶ、こんにゃく、はんぺん、がんもどき」をお願いしました。おでんは食べ易いようにタネを切り分けて出してくれるスタイル、こんな心遣いも嬉しい限りです。ダシはどちらかと言えば薄味の関西風、さっぱりとしながらも旨味十分の美味しいダシ汁、先ずはハンバーグのようなギッシリと詰まったがんもどきから、たっぷりと添えられた練り辛子を付けて口にした途端、ツーンと鼻に来て少し涙目(笑)完全に付け過ぎです。肝心の味はと言えば良く味が染みて申し分無い美味しさ、ちくわぶ、はんぺん、こんにゃくもしかり、ダシをグイッと飲み干して、日本酒(2合 760円)にチェンジです。2皿目は「揚ボール、すじ、たまご」をオーダー、子供の頃大好きだった揚ボール、何だか懐かしさを感じます。すじ、たまごを愉しんでとても良い時間を過ごすことが出来ました。「ヤマニ」さんは程良い空間の広さとお若いご夫婦の愛想の良さ、料理の美味しさが相まって、とても落ち着けて愉しめる良いお店でした。ご馳走さまでした。