タマガワ

f:id:rikueri:20130804192840j:plain

f:id:rikueri:20130804192839j:plain

f:id:rikueri:20130804192838j:plain

 

f:id:rikueri:20130804192836j:plain

f:id:rikueri:20130804193011j:plain

f:id:rikueri:20130804192834j:plain

f:id:rikueri:20130804192912j:plain

f:id:rikueri:20130804192951j:plain

f:id:rikueri:20130804192952j:plain

f:id:rikueri:20130804192913j:plain

f:id:rikueri:20130804192915j:plain

f:id:rikueri:20130804192917j:plain

f:id:rikueri:20130804192916j:plain

f:id:rikueri:20130804192954j:plain

JR関内駅徒歩4,5分、昭和風情漂う老舗洋食屋さん「レストラン タマガワ」。仕事で横浜にお邪魔という折角の機会、何処かで昼食をとサクッと検索です。横浜と言えばナポリタンだろうと単純な思いで検索すればさすが発祥の地、かなりの軒数がヒット、その中で目に留まった「日本ナポリタン学会」のお墨付きという「タマガワ」さん、その昭和風情漂う雰囲気に魅かれてお邪魔と相成りました。こちらはなんでも1947年(昭和22年)に調布の多摩川近くにて創業しその後横浜に移転して来たそう、それ故の店名なのでしょうか。真っ黄色のファサードがとても印象的なその佇まいはシンプルで街の普通の洋食屋さん然として良い感じ、入口部分だけをわざわざセットバックさせて斜めに置いたドアの作りは昭和の建物に良く見られるパターン、その入口では何故か熊がお出迎えです(笑)店内はテーブル5卓程のこじんまりして外観同様昭和のレストランと言った印象の良い雰囲気、窓に下がる中程で留められたレースのカーテン、ガラスの醤油さし等々、子供の頃に母に良く連れて行ってもらったレストランを思い出します。厨房は男性、フロアは女性が担当、お見掛けしたところご夫婦では無いよう、オーダーはもちろん「ナポリタン(760円)」をお願いしました。厨房がすぐ奥に有るので作る音が良く聞こえて来ます。先ずはシャァ〜シャァ〜と具を炒める音、そして次にジュワッ〜と麺を投入しジャァ〜ジャァ〜 チリチリとその音の変化が堪りません(笑)其れにしてもかなり丁寧に長い時間炒めています。

「お待ちどうさまです!」と運ばれて来たナポリタンは極太麺の美味しそうなナポリタン、サラダが付くのは有難い限りです。極太麺のナポリタンは申し分ない美味しさ、麺にケチャップが良く絡んでいるのは丁寧な炒めゆえの賜物でしょう。具はたまねぎ、ピーマン、マッシュルームにハムとスタンダードかと思いきや、時々口に残るナポリタンには普通無い不思議な味覚、なんとそこにはセロリが入っています。ごく僅かゆえに隠し味と言えましょうが、これは中々の面白さです。「ご馳走さま!」と支払いを済ませて出ようとすれば気持ちの良い大きな声で「どうも有難うございました!また宜しくお願いします!」と丁寧なご挨拶、当たり前と言えばそうですが、結構おざなりなお店も多いのも事実、大満足のナポリタン詣でとなりました。ご馳走さまでした。 

タマガワ」食べログ