武蔵屋

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 JR桜木町駅徒歩6,7分、創業1946年(昭和21年) 看板も暖簾も無い、いわゆる仕舞屋然とした老舗酒場の「武蔵屋」。横浜での仕事が終了、サマータイムよろしく早目に上がらせて頂き向かうは前々から是非伺いたいと思っていた念願の老舗酒場「武蔵屋」さん。小雨降る中桜木町の駅から歩くこと6,7分、事前に行き方を確認してはいたものの少し迷っての到着となりました。看板も暖簾も無いその外観は昭和の古い木造の一軒家そのもの、一般の方はここが酒場だろうとはまず分からないでしょう。しかしながら全国の古典酒場好きにとっては憧れの1軒、週3日、17時から20時半までの営業とハードルが高い故になおさら恋い焦がれる存在の酒場なのです。小雨が功を奏してか開店10分前で先客はゼロ、入口の軒下で雨を避けて開店待ちをしていれば、カラカラと引戸が引かれ「開店までどうぞ中でお待ち下さい。お席はお好きなところにどうぞ!」と学生らしきお若い女性、有難い事に念願の「武蔵屋」さんに開店前に入店です。店内は右手に6席のカウンター席と左手の2卓のテーブル席、そして正面の小上がりに大小合わせて4卓程とこじんまりとして、その雰囲気はまさに昭和の酒場そのもの、まるでタイムマシンに乗って時間が戻ったかのよう、承諾を得てニヤニヤしながら撮影開始です(笑)カウンターの中では開店準備の真っ最中、女将さんにイケメンの大学生の男の子2名、先ほどのお若い女性と関係は定かでは有りませんがお母さんお一人の計5名で切盛りのようです。「初めてかしら?どちらからいらしたの?雨の中わざわざ有難うございます。」と女将さん、優しさの伝わる穏やかな口調にとても癒されます。開店時間になると箸の立てられた湯呑みが置かれ呑み物のオーダーを聞かれます。こちらは通称「三杯屋」とも言われている酒場、日本酒は3杯までしか呑めずそれにアテは定番の5品が共されて2200円がお約束となっています。ビールを呑むなら日本酒の前、追加のアテが欲しい方には日替りで幾つか用意されています。「最初はビールの小瓶(500円)をお願いします。」とオーダー、一番搾りよりは出来ればラガーをお願いしたいところですね。ビールにサービスされる「豆ピーナッツ」と定番のアテの「おから」と「玉ねぎの酢漬け」が共されます。雨の影響か開店30分程経っても店内は7名程、とても静かでまったりとした時間が流れます。味付けのさっぱりとした美味しいおからに玉ねぎの酢漬けが良い箸休め、ここで日本酒にチェンジです。日本酒を注ぐのは先ほどのお若い可愛い女性、お若くてもかなりのベテランのよう日本酒の燗から提供まで彼女一人で完全に仕切っています。日本酒を燗する土瓶とそれを移し替えて注ぐ土瓶、時々手で温度を確認しながらテキパキと動く姿は飽きる事なく見ていられます。その注ぎ方がこれまたお見事、グラスの淵に注ぎ口を当てたと思ったら、そこから土瓶を高々と持ち上げて滝の様に注ぎ込み、淵ギリギリまで注ぐその姿もビシッとキマっています。3つ目の「たら豆腐」はじゃこが乗せられこれまた日本酒にぴったり、灘の名酒「櫻正宗」が進みます。お代わりを頂きながらののんびりまったりの最高のひと時、久し振りに酒場浴にドップリと浸かって気持ちの良い時間が流れます。「納豆」と「お新香」が共されて3杯目を堪能、「三杯屋」とは良く言ったもの 、お酒の弱い私はそろそろ限界です(笑)「これ女将さんからです。」とお猪口に入った日本酒ときぬかつぎを頂きました。「どうも有難うございます。」「本当に遠くからわざわざ有難うございました。また宜しくお願いしますね!」と女将さん、最後まで最高の「武蔵屋」さんでした。ご馳走さまでした。

武蔵屋」食べログ