三松庵
JR西船橋駅徒歩2,3分、気軽に呑んでサクッと〆られる地元の蕎麦屋「三松庵」さん。社屋が引越してからと言うもの、呑み場を探してのパトロール行脚、帰り路の西船橋も貴重な呑み場の一つとなりました。この日向かったのは前々から気になっていたお蕎麦屋さん「三松庵」、茶系で統一されたその外観は落着いた雰囲気で良い感じ、置看板には「蕎麦処・居酒屋 三松庵」、入口脇には「春夏冬、いつも貴方のお蕎麦に」との小洒落た看板、店頭に置かれたメニューを拝見すれば「そば居酒屋コース、そばみそ、板わさ、冷奴、小海老天、仕上げそば」の5品 コースで1030円、思わず「良いじゃないか!」と呟きながら暖簾をくぐります(笑)時刻は20時過ぎ、フロアには大小合わせて6卓のテーブル席に奥にはちょっとした小上がり、雰囲気は街の普通のお蕎麦屋さんといった風情、こんな普通の感じはホッと落ち着けて個人的には大好きです。先客は4組と8割り方が埋まっており皆さんお酒を愉しまれています。この日は既に軽く頂いていたので、「菊正宗の樽酒(480円)」と「そば居酒屋コース(1030円)」をオーダー、キリッと冷えた樽酒は仄かに杉樽の良い香りが感じられて美味しい日本酒、鮮やかなブルーの江戸切子のお猪口が雰囲気抜群で堪りません。そばみそと板わさはお酒が進む絶好のアテ、たっぷりと削り節の盛られた冷奴でホッと一息、プリッとした小海老の天ぷらも申し分有りません。それぞれ量は少しずつですがそれがひとり呑みには嬉しい限り、これはとても有難いコースです。〆の仕上げそばも一口の量ですが、きちんと小さなセイロに盛られて共されるのも良い感じ、さっぱりとしながらもダシの旨みが感じられるつけ汁は中々の美味しさ、手打ちのお蕎麦との相性も抜群です。最後は蕎麦湯でさっぱりと、〆て1510円は十分満足価格、次回は純粋にお蕎麦を愉しみたいと思います。ご馳走さまでした。