信州酒場 浅野屋 (閉店)

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JR大井町駅徒歩5,6分、創業1958年(昭和33年) 、耐震工事の影響で56年目の2014年2月28日をもって閉店する昭和酒場「浅野屋」さん。この日は会社仲間5人での愉しい呑み会、大井町マスターのSさんより昭和好きなら「是非浅野屋さんに!」とご紹介頂いての浅野屋さん詣で、私も前々からとても気になっていた酒場のひとつとあってウキウキわくわく、期待に胸を膨らませてのお邪魔と相成りました。大井町駅より延びる東急電鉄高架下の商店街は昭和から続く個人商店、真新しいお店など新旧入り乱れてのゴチャゴチャ感が何とも魅力的、所々シャッターが降りているのは老朽化に伴う耐震工事というどうにも避けて通れない影響でしょう、恐らく近々に全ての商店が営業を終了して耐震工事後は昨今の高架下を活用した近代的なショッピングセンターに様変わりしてしまうかも知れません。昭和風情漂い、人情味溢れる個人商店の数々が姿を消してしまうのは何とも切なく物悲しいものです。その商店街を歩くこと5,6分、年季の入った赤提灯、「信州酒場 浅野屋」と白字で抜かれた色褪せた渋い暖簾、中の様子が窺い知れない磨りガラスの引戸、その雰囲気はTHE・昭和酒場!一見のお客は近寄り難い雰囲気プンプンですが、勇気を出して引戸を引けば、お年ながらもこ綺麗なお母さんが「いらっしゃいませ。」と優しく迎えてくれることでしょう。店内は入口から奥へと延びる年季の入った片側6,7名程の二の字カウンターと小さなテーブルが2卓のこじんまりした広さ、営まれているのは老夫婦お二人、ご主人が厨房、お母さんがフロア担当のよう、この日はSさんが予約を入れていてくれたお陰で、5名が座れるよう準備をしていてくれました。何はともあれ「瓶ビール(大瓶 580円)」でかんぱーい!ビールは麒麟、アサヒ、サッポロと3種揃えている素晴らしさ、アテは「煮込み(400円)、湯豆腐(400円)」をオーダー、煮込みは脂の付いたモツを濃い目の味噌味で煮込んだ一品でビールがススム君!これは煮汁ごとご飯に掛けて食べたら、堪らないドンブリになること間違い有りません(笑)湯豆腐はアルマイト丸鍋で白菜、お豆腐、長葱が煮込まれ、中央に薬味入れがちょこんと置かれた昔ながらのスタイル、その薬味入れは「浅野屋」と焼かれたオリジナル、これ渋くて、欲しくて堪りません (^^;;  二の字カウンターにはご常連さんが数名、私達がトイレに行こうとすると「このカウンターの間を通って奥だよ。」などと優しく教えてくれる温かさ、ここのご常連さん達は良い方々が多いよう、これも営まれているご夫婦故の客層なのでしょう。「焼酎ボトル(2400円)、ホッピー(外?)」にチェンジして「いか一夜干し(380円)、イカ刺し(450円)、あじフライ(400円)、豚しょうが焼き(550円)」を追加、麦焼酎のボトルラベルは「麦 浅野屋」と書かれた脇に往年の横綱四股名が書かれたオリジナルラベル、ご主人が相当相撲好きなのでしょうね!イカの一夜干しは生姜たっぷり間違いのない一品、イカ刺しは一パイを捌いたのでしょうか、とてもボリューミーな量感、イカに青海苔?が掛かっているは珍しいのではないでしょうか。あじフライと豚しょうが焼きは銀皿に盛られ昭和な感じが良い雰囲気、あじフライは決して肉厚では有りませんが、カラッとサクッと油切れが良く美味しいあじフライ、しょうが焼きも濃い目の味付けが肉体労働で疲れた体を癒してくれそうなご飯がススム君仕様、濃い目の味にはマヨネーズだろうとお願いすれば、ジャンボサイズのマヨネーズを渡してくれ、しょうが焼きに一夜干し、あじフライまでもがマヨ祭り(笑)ワイワイガヤガヤととても愉しい呑み会となりました。お母さんの優しさ、ご常連や店内の雰囲気と居心地の良さが何とも堪らない浅野屋さん、2月末日で閉店とは残念無念の一言です。ご馳走さまでした。

 http://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13075329/