ノイ・フランク
JR国立駅徒歩3,4分、1980年(昭和55年)創業、手づくりハム・ソーセージの専門店「ノイフランク」。赤いウインナーがことのほか好きだった添加物まみれの幼少時代(笑)中学、高校辺りから世の中に無添加と言う言葉が聞こえ始めて来た矢先に母が買って来た見慣れないウインナー、皮はパリッと中はジューシーでちょっと衝撃的な美味しさ、それが「ノイフランク」で今でも定番となっている「ウインナーソーセージ」、当時から買い物が好きで母に同行することの多かった私は生肉と比べてその価格の高さにちょっとびっくりしたのを今でも覚えています。 (^^;; その後もそのソーセージを事あるごとに母が買って来てくれては、値段も気にせずにバクバクと食べていたのは、今、思えば贅沢の極み、有難い限りです。 この日は娘を連れて実家に顔を出した帰り道、お世話になっている美容室で娘がカットをする間に何処かで軽く一杯と、思い出したのが「ノイフランク」にいつの間にか出来ていた併設のビアレストラン、懐かしさも手伝って小一時間の暇潰しにとお邪魔した次第です。創業当時は恐らくソーセージ等を作る工房だったであろう奥のスペース、そこを改装して造られたその雰囲気は灯りが抑えられ、初デートでも問題無しの小洒落たレストラン、どう見ても私がいつもお邪魔するお店とは真逆な雰囲気です(笑)ビールはベルギーからドイツ、アイルランドと種類は豊富、その中から世界最古の醸造所として知られる、ベルギーのヴァイエン修道院で造られた「ヴァイエン ステファン/ヘーフェ・ヴァイスの樽 生 (500ml930円)」に思い出のウインナーソーセージの入った「ボイルソーセージ盛合せ(680円)」をオーダー、背高ノッポの専用グラスに注がれた「ヴァイエンステファン」はとてもフルーティで美味しいの一言!盛合せは「ウインナーソーセージ×2、フランクフルト、バイスヴルスト」の計4本、「ウインナーソーセージ」は懐かしさ込上げ、涙ちょちょぎれの思い出の味、「フランクフルト」は間違いの無い1本、「バイスヴルスト」その名の通り白いソーセージ、皮を剥いて食べるととても柔らかく優しい食感、香辛料が効いているのでしょう、フルーティな「ヴァイエンステファン」との相性も抜群です。予約のお客さんが続々入店、人気の程が分かります。娘のお陰で良い時間を過ごす事が出来ました。ご馳走さまでした。