玉屋

 JR埼京線十条駅徒歩7,8分、創業1957年(昭和32年) 昭和中華の「玉屋」さん。「三忠食堂」さんで0次会を愉しんだ後は十条の商店街をブラブラと散策、年の瀬と言うこともあるのでしょうが多くの人で賑わう商店街は何とも魅力的で歩いているだけでウキウキわくわく(^^) 其れにしてもコロッケのお値段、どの店を覗いても1個40〜50円という十条の物価の安さには目が点になるばかり、こんな街で暮らせば良かったと後悔先に立たずです。7,8分も歩いたところで出会った建物に「おっーーー」っと目が釘ずけ!モルタル造りの1階に佇むのは飴色の木製の引戸に同じく飴色の窓枠や石造りの壁の造作、中華専門と赤で抜かれたパリッとしたまっ白い暖簾、昭和の匂いがプンプンしますが、掃除が行き届いているのでしょう、清潔感に溢れて良い感じ、無意識のうちに引戸をガラガラと引いていました(笑)「いらっしゃいませ〜」と迎えてくれたのは私の母ぐらいの年齢のお母さんと娘さん?でしょうか、先客は無く4名テーブルに着かせて頂きました。この後の呑みを見越して(笑)お酒は控えて「ラーメン(550円)」を注文!お母さんが厨房に入り数分で供されたそれは綺麗に澄んだスープの中華そば、具はナルト、支那竹、ほうれん草、焼豚、ゆで卵と彩りも鮮やかで食欲を楚々ります。先ずはスープを頂けばホッとするとても優しいお味、あとはズズッと一気に完食、珍しくスープも全て頂きました。ラーメンに癒され、雰囲気に癒され、お母さんに癒され、とても良い出会いとなりました。ご馳走さまでした。



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