レバニラ定食 kei楽

西武池袋線清瀬駅徒歩5,6分、美味しいレバニラが食べられる「レバニラ定食 kei楽」。暮れも押し詰まったある日のこと、女房は仕事、子供は友人とお出掛けとひとり愉しや静かな年末(笑)ぶらぶらと散歩がてら前々から伺いたいと思っていたレバニラが有名な「レバニラ定食 kei楽」さんへと向かいます。清瀬駅からものの1分で孤独のグルメ、酒場放浪記とダブル出演の昭和食堂「みゆき食堂」さんの前を通過、と見れば暖簾が出ていて驚き桃の木山椒の木(笑)足が止まって引戸に手が掛かるも本来の目的を果たすべく、涙をのんで更に先へと足を進めます(^^;; その外観は至って普通の飲食店然としていますが入口上の看板には「レバニラ定食 kei楽」、置き看板にも「レバニラで、一盃。うまい酒あります。」と完全にレバニラ屋さん、こんなお店とても珍しいのではないでしょうか。カウンター席が10席ほどのこじんまりとした店内、口開けと同時に入店するも早くも先客が2名、年末とあって営まれているのはご主人お一人のようです。何はともあれ「ビールかな」とメニューを拝見すれば「ホッピー黒(400円)」との表記、もちろんホッピーをお願いしてひとりかんぱーい!メニューと睨めっこの開始です。レバニラを頂くのは決めていますがレバニラのレバだけでも豚、牛、鶏の3種類、更に豚レバは国産、茨城産、山形庄内産の3種類、なんとレバニラだけでも5種類をラインナップ、初めてということでお店一押しに従って山形庄内産を単品(880円)でお願いしました。お通しのニンニクの醤油漬けは気の利いた一品、無料というのも有難い限りです。後から2名がご来店、お客5名にご主人おひとり、年末の昼ということもありまったりとした時間が流れます。「お待ちどうさまです!」と供されたレバニラは白いお皿にこんもりと盛られ大きなレバがゴッロゴロ、ボリュームたっぷりで生唾ごっくんもののなんとも良いビジュアル、そのお味は旨いの一言!味付け、野菜のシャキシャキ感、そして一番はご自慢のレバの旨味、人気の程が分かります。「ナカ(250円)」をお代わりしながら堪能させて頂きました。毎月第4火曜日には北海道の斜里より蝦夷鹿のレバも入荷するとのこと、蝦夷鹿のレバなんて想像できませんが是非とも一度味わってみたいものです。お会計時「良いお年を!」と一言添えてお釣りとのど飴を渡してくれる気遣いも、接客業として当然の事かも知れませんが嬉しいものです。レバニラ以外にも魅力的メニューの数々、次回は数名でお邪魔してシェアして頂きたいと思います。ご馳走さまでした。  


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