まるます家


呑ん兵衛に赤羽の呑み屋を聞けば必ず出てくる「まるます家」さん。何故か今までお邪魔する機会に恵まれませんでしたが、本日ようやく訪れることが出来ました。お店の看板には「御商談に、御家族づれに、鯉とうなぎのまるます家」と書かれており、その昔は赤羽の魚中心の食事処という一面もあったと推測されますが今は完全に呑ん兵衛の聖地と化しています(笑)伺ったのは日曜日の13時頃、すでに店内は満席状態、20分程待った末に入る事が出来ました。「おひとりさん?こちらにどうぞ!」と威勢の良い声で、コの字型の厨房に近い席に案内されました。それにしても真っ昼間から呑ん兵衛の熱気でこんなにもムンムンするとは凄いお店です。何と「まるます家」さんは9時開店と呑ん兵衛にとってはとても有り難いお店なのです。「酎ハイとゲソ焼きお願いします。」「18番さん、酎ハイにゲソ焼き〜」と又もや威勢の良い声で伝えます。暫く呑みながら、店内をゆっくりと見ていると、厨房の前面中央近辺に居る女性があちこちから注文が入る度に、クギが逆さまにいっぱい立ったプレートに色の付いた札を掛けています。どうもあそこがこのお店の指令塔のようです(笑) オーダーをしても伝票を付けないと思っていたら、そのプレートに番号がふってあり、札を掛けることにより金額が判る仕組みになっています。精算時はその女性が札を数えて金額を弾いています、正しく指令塔ですね!他店には無い面白いシステムです。「岩のりを!」磯の香りがぷ〜んとしてとても良いアテですねぇ。あちらこちらでワイワイガヤガヤと盛り上がっています。これもまた私にとっては良いアテとなりお酒が更に美味しくなります。「お会計お願いします。」「は〜い、18番さん お勘定〜」すると指令塔の女性が「ちょうど1000円です。」と、本日は都合悪くゆっくり出来ませんでしたが、次回はもっと堪能させて頂きます。ご馳走さまでした。
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