すいのや 

 

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 JR掛川駅徒歩7,8分、掛川城大手門の門前に静かに佇む創業50年超の駄菓子屋さん「すいのや」。仕事で久し振りの静岡詣で、折角の静岡ゆえに帰りに軽くおでんでもと検索したところ、アンテナがビビッと反応したのが「すいのや」さん、こちらは昔ながらの駄菓子屋さんでおでんを共すお店のよう、小雨降る中ワクワクしながら後輩と一緒にお邪魔した次第です。掛川の街はその昔は賑やかで有っただろう雰囲気を感じますが、御多分に洩れず寂れる一方なのでしょう、18時過ぎという早い時間にもかかわらず人通りは少なくシーンと静まり返っています。しかしながら昭和風情漂うその寂れた雰囲気は私にとっては嬉しい限り、ニヤニヤしながら歩く私の姿は旗から見れば滑稽に映っていることでしょう(笑)「おでん・焼そば  すいのや」との置き看板、「此処だ!ここ!」と正面に廻ると4枚のうち3枚のシャッターが降りていて暖簾も無く完全に閉店状態、「あちゃ〜 終わっちゃったか・・」と落胆するも、ダメもとで灯りが漏れる戸をカラカラと引いて「あのう、まだ大丈夫ですか?」と中に居るお母さんに聞けば、「どうぞ、どうぞ!」との有難いお言葉、すごすごと引き返さなくて正解でした。店内は有りとあらゆる駄菓子が置かれていて、まさに子供のワンダーランド、その一画に簡単な厨房が設けられ、事務机のようなテーブルが3卓、脇にはお目当てのおでんが丸い大きな鍋で煮込まれています。静岡おでん特有のとても濃い色のダシに串に刺されたおでん種が無造作に放り込まれているそのビジュアルを見るだけで口の中は唾液の大洪水です(笑)「飲み物は勝手に取って良いですか?」角打ちに慣れた身としては当たり前のように口から出ますが、後輩は少し戸惑い気味「ええ〜どうぞ!」とお母さん、冷蔵庫から麒麟ラガーの缶を取り出して乾杯!「おでん食べる?食べるなら500円ぐらいで適当に出して良いかね。」「ええ〜お願いします!」手際良く選んでくれて「はい、どうぞ!」と共されたその数は8本となんともボリューミー、しっかりとダシ粉が掛けられてとても良い感じです。青海苔が掛けられてい無いところをみるとこれは掛川おでんとでも言うのでしょうか、ダシも牛すじでは無く鳥のようです。はんぺんにうずらの卵、牛蒡巻きなど見た目ほどの味の濃さは有りませんが、シッカリと旨味が沁み渡って美味しいおでん、酎ハイにチェンジしてバクダンと鳥皮を追加、この鳥皮がこれまた絶品です。聞けばお生まれは昭和5年とのこと、シャキッとされてとても元気なお母さん、お祭りや昔話を聞かせてくれてとても愉しい「すいのや」詣でとなりました。最後は算盤でお勘定、〆て1500円は有難すぎるお値段です。中々来る機会が有りませんが、是非ともまたお邪魔できればと思います。ご馳走さまでした。

すいのや」食べログ