梅園 浅草本店

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地下鉄浅草駅徒歩5,6分、創業1854年(安政元年)の甘味処「梅園」。とあるイベントに参加する為に浅草へと行くも、開始までは30分程と何をするにも中途半端な時間ゆえに、どうしたものかとあれこれと思案。同行の先輩がふと「梅園の粟ぜんざいが食べたいなぁ。」と呟けば「おっ!それ良いですね。行きましょう!」と二つ返事の私です(笑)実は「梅園」さんは未訪店、前々から一度は伺いたいと思っていたお店の一つです。その創業はなんと安政元年、浅草寺の塔頭の一院であった梅園院の一隅を借り受けて茶店を開いたのが始まりだそう、今では浅草で有名店の一つでは有りますが、150年以上の歴史にはとても魅力を感じます。雷門から延びる仲見世の脇道に佇む「梅園」さんは休日ともなれば、順番待ちが出来る程の混雑となりますが、この日は平日の夕方という事もあり、客入りは2割程、昭和な甘味処然とした、静かでまったりとした空気が感じられて良い雰囲気です。多くのお客をミス無くさばく為でしょう、オーダーの仕方は入口脇のレジで事前に食券を購入するシステム、観光地に有りがちなシステムですが、何だか少し味気なく感じます。オーダーはこちらご自慢の「粟ぜんざい(756円)」700円超えとは結構良いお値段、好きな席に着くとお母さんがお茶を持って来てくれ、食券を千切って半券はテーブルに、ん〜 やはりとても味気ないシステムです。「お待ちどうさまです。こちらはお口直しになります。」とテーブルに置かれたそれは、綺麗な塗りのお椀の粟ぜんざいと口直しのしその実の漬物、この辺りはさすが老舗という雰囲気が漂います。「粟ぜんざい」も実は初めての経験、お椀の蓋を取るとこれが何とも良いビジュアル、たっぷりと掛けられたトロッ〜としたこし餡に生唾ごっくんです(笑)こちらの粟ぜんざいの餅は、あわではなく熊本産の餅きびを使用、そこに少量のもち米を加えて五分づきにすることで程よい食感のもちとなっているそうです。箸をお椀に入れてすくい上げると独特の粘りを持った餅にこし餡が絡んで、食欲をそそります。それを口に放り込めば先ずはこし餡の甘さにびっくり、これはちょっと辛いなと思いきや、餅との相性が良いのでしょう、不思議とお箸が進みます。箸休めのしその実も口の中に残る甘さを一瞬にして消してくれる有難さで、これでご飯を頂きたいぐらいです(笑)「梅園」さんの「粟ぜんざい」はさすが老舗ご自慢の逸品と言えるでしょう。ご馳走さまでした。

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