定食のヤシロ

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 JR高円寺駅徒歩4,5分、昭和風情漂う実直食堂「定食ヤシロ」さん。東京屋さんで青空ビールの良いスタートを切れた後は高円寺の街をブラブラと散策、ねじめ正一さんの小説「高円寺純情商店街」で一躍脚光を浴びた商店街を中心に縦横無尽に走る小道は何とも魅力的、昔ながらの商店と今時のカフェや雑貨店などが共存する光景も堪りません。軽く一杯頂ける食堂か喫茶店でもと探しながら歩いている時にアンテナが反応したのが「定食のヤシロ」との真っ黄色の派手な看板です。正面から店舗を拝見すれば「定食ヤシロ」と白抜きされたえんじ色の暖簾に「おふくろの味、早い!安い!うまい!」とのこれまた真っ黄色の派手な看板、すりガラスのはめられた木製の引戸、等々昭和風情漂う良い雰囲気、部分使いのガラスブロックが昭和のモダンな雰囲気を醸し出してとても良いアクセントになっています。店頭のホワイトボードに書かれたおすすめメニューには「カボチャ煮150円、肉じゃが150円、ごぼう・竹の子煮150円」など優しいお値段のアテの数々、もちろん迷うこと無く入店です。ガラガラと引戸を引けば先客は無し、左手厨房前のカウンターに6席と右壁際にテーブル3卓がゆったりと配置され、掃除も行き届いて静かで気持ちの良い店内、外観同様、昭和風情漂い良い雰囲気です。「いらっしゃいませ!」と奥からご主人、お見掛けしたところお店はご主人お一人で営まれているよう、お酒(300円)をお願いしてメニューと睨めっこ、カウンター上には皿に盛られた数種類のおかず、その他にも短冊が下げられバリエーションは豊富です。運ばれて来たお酒は私の自宅で使っているコップと同じコップに入れられており、まるで自分の家で呑んでいるよう、思わずプッと吹き出しそうになりました(笑)「冷奴(120円)、  ごぼう煮(150円)、糠漬け(100円)」をオーダーして日本酒をチビチビと頂きながら堪能、冷奴は丸々1丁の有難さ、鰹節は出来合いですが生姜は嬉しいことにおろしたて、とても良い香りが漂います。ごぼう煮はごぼう、こんにゃく、人参、筍に鳥団子まで入ってボリュームたっぷり、甘過ぎない味付けも日本酒にピッタリ、糠漬けはきゅうり、大根にセロリが盛られこれは良い箸休めとなります。後日「高円寺中通り商店街」のホームページを拝見するとご主人のコメントが載っていました。「野菜不足してませんか?当店では創業以来"おふくろの味"として、季節の野菜の煮物、焼魚、サラダ等、手作りのものを一品から提供しています。セットメニューもありますが、自分好みをチョイスして、バランスのとれた食事を摂っていただけると思います。日本の伝統的な食文化が薄れつつある昨今、当店で昔を思い出してください。若い方からご年配の方まで、お気軽にご利用をお待ちしています。」お店では寡黙なご主人ですが、とても実直さが伝わってくるコメントです。2杯目と行きたいところですが、折角の高円寺詣で、もう1軒お邪魔したいのでお勘定すれば670円とは有難さを越して申し訳ない気持ちです。「有難うございました!」最後まで実直なご主人、次回はゆっくり食事をさせて頂きます。ご馳走さまでした。

定食のヤシロ」食べログ