日経WOMAN 11月号

日経ウーマンの 麗 幸子編集長が書かれた記事が目に止まりました。読者アンケートで「結婚しなくてもいいというシングル読者からの回答が2割に迫っている」と記者から報告が入ったそうです。この20年、社会進出により、女性が変わった、変わったと言われても日経ウーマンのアンケートで将来の夢を聞くと「結婚」や「出産」という答えが多かった為に思われている程、意識は変わっていないという事を書いたり話したりしてきたが、どうも地殻変動が起きつつあるという内容でした。シングル読者717人のうち、約9割が「このままずっとひとりかもしれない。」と思っており、「このままひとりかもしれないと思う時はどんなとき?」のトップは「ひとりの方が楽だと思うとき」(53.4%)だそうです。また「ずっとひとりかも」と思う時に生まれる感情は「不安」(61.3%)、「寂しさ」(52.3%)に次いで入ったのが「自由さ」(42.2%)だったとの事。つまり女性達はおひとりさまのデメリットだけでなく、自分のペースで過ごせる事や時間を自由に使えるといったポジティブな面も積極的に評価し始めたことが、「結婚しなくてもいい」という回答につながっているのではと。エッセイストの葉石かおりさんは「かつて結婚は女性にとって生活の保障の為にも必要なものだったが、経済力を身につけることで、してもしなくてもいい、選択できるものに変わった。」と言っています。国立社会保障・人口問題研究所の発表によると2055年に最も人口の多い年齢は、82歳の女性だそうです。その方達は1973年生まれの団塊ジュニアの女性達です。女性は男性より長寿、結婚したとしても結果、単身になる可能性が高い。45年後の日本はおひとりさまのおばあちゃんがマジョリティになっているかもしれない。そして92歳から詩を書き始め98歳で出版した詩集「くじけないで」が65万部のベストセラーになっている柴田トヨさん(99歳)をご紹介し、トヨさんのような元気な高齢のおひとりさまが闊歩する社会がくるのも、そう遠くはないかもしれない、と締めくくっています。最近は肉食女子、草食男子などと言われていますが、40男、肉食女子には負けてはいられません!!!

日経 WOMAN (ウーマン) 2010年 11月号 [雑誌]

日経 WOMAN (ウーマン) 2010年 11月号 [雑誌]


くじけないで

くじけないで


2011年版 柴田トヨの「くじけないで」カレンダー ([カレンダー])

2011年版 柴田トヨの「くじけないで」カレンダー ([カレンダー])