チェスターコート


本日は今年愛用のコートをご紹介します。女性はウール素材がトレンドと言われていますが、私も綿素材よりウール素材のコートを着用する機会が多い、今日この頃です。何でしょうね。自然と気分がそうさせるのでしょうか?それがトレンドというものなんでしょうかねぇ。今年は写真のウール黒無地のチェスターフィールドコートをオン、オフ限らず愛用しています。着丈92センチで膝より少し上の感じです。正式なチェスターフィールードコートは写真の物とは異なり、上襟にベルベットを使用し、着丈も膝下のロングでフォーマルなコートの代表格と言われているものを指しますが、現在は写真のコートも含め一般的にチェスターコートと呼んでいる様です。膝上という微妙な着丈がオンでもオフでも着用出来るポイントです。これ以上長くなるとフォーマル色が強くなりオフシーンでは難しくなってしまします。ビジネスでは薄いウールのマフラーを、デニムなどのカジュアルでは、それらしいストールを合わせて、襟を立てて着るなど、非常に便利な一着です。袖口も本切羽仕様になっており、デニム&ニットの上にジャケット代わりに羽織っても良い感じになります。靴には気を遣いますが…。そもそもチェスターフィールドコートと言う名称の起源は、英国のチェスターフィールド伯爵が最初に着たのが名前の由来と言われています。洋服の由来を紐解くと色々と面白いものですよ。グレンチェックと言う格子柄をご存知だと思いますが、正式名称はグレナカートチェックと言い、スコットランドのアーカートと言う土地の峡谷(グレン)の地で織られた柄の生地なのでグレナカートチェックとの説が有ります。冬は着込むファッションですから、本当に楽しい季節です。寒いのはたまりませんが…(笑)