松葉総本店


梅田駅すぐ新梅田食堂街、串かつの「松葉総本店」さん。友人との夜呑みの待合わせに少し時間が有ったので梅田駅周辺をぶらつくと、かなり魅力的な食堂街、「新梅田食堂街」に出くわしました。狭い通路が縦横無尽に入り組み、スタンドバー、タコ焼き屋、天ぷら屋等々かなりの数のお店がひしめき合って、何とも良い雰囲気の食堂街です。大阪の中心地梅田の駅にこの様な食堂街があるとは驚きです。東京でこの雰囲気は中々有りませんね。強いて言えば新宿の思い出横丁(旧ションベン横丁)が近いのでは無いでしょうか。20分程の時間を潰すには立ち呑みが良いなと思い、とても賑わっていた「松葉総本店」さんにお邪魔した次第です。店内はかなりの広さです。厨房を囲んだカウンターに案内されました。まずは瓶ビールを、おっ!モルツとは嬉しいですね。初めてのお店ゆえ、暫くはビールを頂きながらどのようなシステムなのかを様子見です。カウンターにはキャベツとソース、これは東京にもあるのですぐに理解出来ました。同じように揚げられた串かつがバラバラにたくさん入れられたケースが少し距離を置いて並べられています。 (ここから直接取っていいものなのか…でも中身が分からないしなぁ〜) と思案していると皆さん直接勝手に取って、ソースにズボッと入れています。人によっては「レンコン何処や?」「これ、温めてーなぁ」等とお姐さんに言ってます。ようは何でも有りなんですね(笑) ただ注文してから揚げるのでは無く、揚げた串かつをそれぞれの入れ物に分配し、そこから取るというシステムが基本のようですね。串かつはカラッというよりは、フカッとした食感で、これはこれで個人的には良い感じです。あえて中身を聞かずに適当に取って頂きました。駄菓子屋でくじを引いているようでとても楽しいひと時でした。新梅田食堂街にはまだまだ魅力的なお店がたくさん有るようです。またひとつ楽しみが増えました。ご馳走さまでした。