金の字支店


静岡駅徒歩10分程、もつカレーの元祖「金の字支店」さん。もつカレーの始まりは1950年に当時の清水市(現在は静岡市清水区)に本店を構える「金の字」さんの店主がもつにカレー味を付けたのが始まりだそうです。店主は満州にてカレーの技法を習得しており、名古屋の土手煮をヒントに考案したメニューとのこと、現在では清水近辺の居酒屋では定番メニューになっており、清水の名物の一つです。静岡市に本社を置くはごろもフーズさんでも、もつカレーを缶詰にした「清水もつカレー」を販売している程の人気商品です。本日は「多可能」さんを堪能した〆にと「金の字支店」さんにお邪魔しました。外観はごく普通の大衆酒場、「焼きとり、もつカレー、金の字支店」の看板がそそります。木製の引戸を引いて店内へ入ると左手が厨房その前に10席程のカウンター、右手は小あがりにテーブルが3卓程の小じんまりとして落ち着きのあるお店、営んでいるのはご夫婦でしょうか、ご主人が主に料理、女将さんが飲み物などのフロア係のようです。運良くカウンターにお邪魔することが出来ました。ご主人が山盛りのキャベツを目の前に出しながら「飲み物はどうしますか?」「富士山麓ハイボール、それともつカレーを3本お願いします。」カウンター越しに厨房を覗くと(失礼しました)大きなカレーの入った鍋の中で串に刺されたもつがグツグツと煮えています。その光景は三ノ輪の弁慶さんの煮込みのカレー版といった光景、単純にもつの素焼きにカレーを掛けた物かと思っていたのでビックリです。これはもつカレーと言うよりはもつのカレー煮込みですね。「お待ちどうさま!」お皿からはみ出んばかりにカレーがタップリと掛けられ、もつの串が見えないくらいの激しさです。もつを串から外してお箸で戴いても良いのですが、折角ですから串のまま戴きます。指をチュパチュパしゃぶりながら(笑)これが想像以上に美味しいんですよ!サッパリとしたハイボールにもピッタリです。余ったカレーのルーをキャベツに付けて戴くのもこれまた最高!これは清水の名物になるのも分かりますね。とても良い〆となりました。ご馳走さまでした。

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