正嗣 宮島町本店  









 JR宇都宮駅徒歩15分程、餃子専門店の「正嗣  宮島町本店」さん。宇都宮やきそばの「安藤」さん「石田屋」さんをタップリと堪能も、やはり餃子も頂かねばとお店を検索、少し歩けばとても有名な「宇都宮みんみん」さんと「正嗣」さんが有ることが分かり混んでいる事は覚悟の上でテクテクと向かい始めました。さすがにお腹はパンパンですが餃子ぐらいならと検索を進めれば「正嗣」さんは有難いことに餃子のみのお店とのこと、あの「亀戸餃子 本店」さんを超えてビールさえも出さないと言う餃子一筋の清らかさ、必然とお邪魔するお店は「正嗣」さんに決定です(笑)JR宇都宮駅から延びる大通りから路地を少し入ったところに何か人だかり?と思えばそれが「正嗣」さん目当ての行列でした。その行列は30人程でしょうか、寒風吹き荒む中皆さん頑張って並んでいらっしゃいます。しかしながら拝見したところ比較的若い方ばかり、「やっぱり止めようかな。」と少し心が揺らぎましたが、時間は問題無し、こんな機会も中々無いと自分を奮い立たせ並ぶ事を決意した次第です。寒空の中待つこと40分程、ようやく店内に入る事が出来ました。飲食店でこれだけ長く並ぶのは記憶を辿れば学生時代に西麻布交差点、旧霞町のアイスクリームショップ「ホブソンズ」以来ではないでしょうか、懐かし過ぎですね(笑)店内は厨房前のカウンター席と壁際のカウンター席合わせて15席程のとても小じんまりとしたお店、頑固そうなお父さん、優しそうなお母さん、テキパキこなす息子さんの3人で営まれているようです。入店する前に既に焼き餃子と水餃子を一人前ずつオーダー済、お値段どちらも一人前6個で210円とは驚きです。先ずは焼き餃子が登場、とても綺麗な焼き色のついた餃子は見るからに美味しそう、1個目は何もつけずに頂きます。想像以上にあっさりして淡白な餃子、されど皮はモチモチで餡は野菜がタップリ、絶妙な焼き加減のお陰でとても良い口当たり、2個3個と続けて頬張ればその旨味と味の深さが口の中でどんどん広がってきます。黙々と頂いていると水餃子の登場、恐らく焼きと同じ餃子と思われる餃子が同じく6個、餃子の入っているどんぶりに直接お酢と自家製辣油に醤油を少々垂らせば体がほっこり温まる水餃子スープの出来上がり、これまた堪らない逸品ですね。冷えた体がしっかりと温まったところで「ご馳走様です!」「有難うございます。420円ですね。」この満足感で420円はやはり人気の高さが分かります。本日は行列含め久しぶりに良い経験をされて頂きました。ご馳走さまでした。