松川酒店













京都阪急線烏丸駅徒歩7〜8分程、角打ちの「松川酒店」さん。京都での仕事が終了、折角の機会、京都の角打ちを検索すれば嬉しいことに数軒がヒット、京都にも角打ちが有るんですねぇ。出来れば梯子をと2,3軒をピックアップして、1軒目にお邪魔したのが「松川酒店」さんです。京都の目抜き通り四条通りから一本入った錦市場をプラプラ、京野菜京漬物湯葉や佃煮などからお茶やお菓子まで様々なお店が軒を連ねる賑やかな商店街は歩くだけでも楽しいものです。その市場から少し入った所に「松川酒店」さんは静かに佇んでいます。とても大きな看板を掲げており建物が隠れてしまっているのがとても残念ですが、良くよく拝見すれば正しく京町屋の作り、恐らく築100年は超えているのではないでしょうか。店頭には嬉しいことにサッポロラガービールとの看板も、期待に胸が膨らみます。木製の引戸を引いて店内へ入れば昭和の匂いがプンプンする堪らない雰囲気に即座にノックアウト、ご常連さん達が楽しそうに杯を傾けています。左手に年季の入った一枚板のカウンター、あちらこちらにビールケースを組んだ簡易テーブル、その上にはアルミのお盆がズラッと並べられています。間口はそれ程広くは有りませんが、奥に長い作りは正に京町屋、事前の情報によれば入口から奥に行くほど常連度がアップするそう、当然入口に一番近いカウンターにお邪魔して先ずは呑み物をと奥の冷蔵庫へ、酒屋さんなので当然ですがありとあらゆるお酒のラインナップ、赤星にドライソーセージを頂きました。角打ちは殆どがキャッシュオンデリバリーですがこちらは後清算、お盆の上に呑み食べした物を見ての清算とある意味自己申告制と言う珍しいシステムです。日本酒や焼酎も一升瓶から自分で注いだり、燗をしたりとほぼ全てがセルフサービスという珍しい角打ちです。年季の入った柱には舞妓さのものと思われる千社札、五つ玉のそろばん、何とも言えない良い雰囲気、最高の酒場浴を愉しみます。二本目はとても珍しい淡麗の大瓶に6Pチーズ、三本目はジョッキ黒の缶ビールに錦市場の魚屋さんから仕入ている魚の数々からあさりの甘辛煮をチョイス、あまりの心地良さにお酒がグングン進んでしまいます(笑)「お兄ちゃん初めてか?良い店やろ!ゆっくりして行きや。」ご常連さんからの有難いお言葉、次のお店のことはすっかり飛んでしまい〆の四本目に突入、大好きなハートランドに茹で卵、それにしても呑み過ぎ食べ過ぎです。「すいませ〜ん。お会計を!」お母さんが五つ玉のそろばんを片手にパチパチ弾いて「1730円やな」いやぁ〜さすが角打ちですね。一軒で終わってしまいましたが結果大満足の訪問となりました。ご馳走さまでした。

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