石田商店















JR大阪環状線 京橋駅徒歩3,4分程、呑んで食べられるセルフのお店「石田商店」さん。京橋の街は昔ながらの商店街が賑わいを見せ、昭和風情漂うこれぞ庶民の街、下町然とした 良い雰囲気です。しかも嬉しいことに呑ん兵衛天国ときては通わざるを得ませんね(笑)そんな中の一軒「石田商店」さんは呑み食べした物は全て自己申告での清算のお店と聞いて、半信半疑でお邪魔しました。外から見る限り看板も暖簾も無く、立て掛けらた葭津で中が全く見えない為に恐る恐る横から覗いて見ればガラス戸に「石田商店」との文字、ガラスサッシをガラガラと開けて「良いですか?」と人差し指を立てて尋ねれば「ええどうぞ」と笑顔で迎えてくれました。左壁際にテーブルとして事務机が2台、詰めれば12名程は入れる広さです。入口右には鉄板が備え付けられているちょっとした厨房スペースがあり右壁際にスナック菓子や缶詰類が綺麗に並べられ、突き当りに酒やアテの冷蔵庫と小じんまりしながらも掃除が行き届いていて良い雰囲気のお店です。営まれているのはお父さんと娘さんの親子の様です。荷物を置いてすぐに冷蔵庫へ、麒麟ラガー(450円)を取り出してアテはブリ大根 (200円)をチョイス、分かりやすく値段のシールが貼って有ります。「あのぉ〜 これ自分で書くのでしょうか?」「ええ〜 この紙に書いて下さい。」とチラシを切ったメモ用紙とボールペンを渡してくれました。ブリ大根は薄味でとても美味しく量もタップリ、これで200円とは有難い次第です。「少し写真を撮らせて頂いて宜しいですか?」「ええ〜どうぞ。ここ初めてですか? 」「初めてです。来たかったんですよ。」「お父さん!こちらの方初めてのお客さんですよ!」「いやぁ〜いらっしゃい!ゆっくりどうぞ」とても温かくて良い感じです。「牛すじネギ焼き 出来ますか?」「大丈夫ですよ。」娘さんが鉄板に火をいれて丁寧に焼いてくれました。これがまたまた大ヒット! とても350円とは思えない味とボリューム、一人でやっつけるのに一苦労です。(ええっと、これも紙に書いてだな••• ) 最後は奥に居るお父さんに紙を渡して会計です。「ご馳走さまでした。」「おおきに、ええっと、ビールに •••ちょうど1000円やな。」呑み食べした物は全く確認する事なく、紙を見ただけでの清算には驚きました。「また良かったらいらして下さいね。」と娘さんが丁寧にも出口まで出て来て声をかけてくれました。「とても美味しかったですよ。またお邪魔します。」最後まで本当に気持ちの良いお店です。ご馳走さまでした。

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