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 お山の大将




京浜急行立会川駅徒歩3,4分、昭和風情漂うやきとん道場「お山の大将」さん。マイレビュアーさんとの愉しい呑み会、どちらへ伺おうかとあれこれ思案の末、折角なら未訪の地にと選んだのが立会川です。ウイッキペディアによれば立会川は目黒区の碑文谷池と清水池に源を発して品川区を流れ東京湾に注ぐ二級河川の名称、その名前の由来は諸説ある様ですが、かつて江戸3大刑場の一つと言われていた鈴ヶ森刑場へ送られる罪人を関係者が見送る場所であった事から「立会川」となった説も有るとのこと、200余年の間に処刑された人数は10万とも20万人とも言われているのを聞くと様々な歴史を感じます。現在は大井競馬場が近く、レース開催時は多くの乗降客で賑わう事も有り、大衆酒場や立ち呑みもポツポツと散見され、昭和風情漂うこじんまりとした街並みと相まって、昭和好き呑ん兵衛にとっては魅力的な街となっています。「お山の大将」さんは是非とも伺いたいと思っていた酒場の一つ、念願叶ってのお邪魔となりました。立会川駅から商店街を抜けて歩くこと3,4分、多くの車が行き交う幹線道路沿いに佇む「お山の大将」さん、、置き看板には豚の形の電灯が灯り「大串・もつ焼・居酒屋・安心安価安直」との表記、黄色のハザードには「やきとん道場」と書かれ、白字で「ホルモン焼」と抜かれた濃紺の暖簾、年季の入った外観と相まって「これぞ大衆酒場だ!」と言わんばかりの良い雰囲気が漂っています。店内は左手に厨房を構え、その前に8席程のカウンター席に、右手にはズラリと20〜30程のテーブル席、結構な賑わいを見せていましたが、運良くカウンター奥に着くことが出来ました。先ずは呑み物をとメニューを拝見すれば嬉しい事にハートランド(瓶472円) 、もちろんそれを頂いて乾杯!大衆酒場でハートランドはとても珍しいラインナップ、スタートから嬉しくなってしまいます。そしてご自慢のもつ焼きはレバータレ(1本105円)、しろタレ(1本105円)、テッポウタレ(1本105円)、おすすめの和牛ハラミ(1本472円)とお新香(367円)をオーダー、串物は縛りが無く、1本単位でオーダー出来るのは一人呑みにはとても有難い限りです。串物は大串を謳うだけ有って程々にボリューミィー、味も水準以上の美味しさで申し分有りません。タレの味もこれと言った癖が無く万人受けのタレなので食べ易いですね。おすすめの和牛ハラミはお値段がもつ焼き4本分と味も値段も水準以上でした(笑)そして特筆すべきはお新香の素晴らしさ、自家製の糠漬けの具材は、きゅうり、にんじん、大根、そして珍しいことに、こんにゃくにゆで卵と山芋というラインナップ、味も美味しく盛りもボリューミーでとても良い箸休め、途中で酎ハイ(315円)にチェンジしてゆっくりと愉しませて頂きました。もつ焼き以外にも頂いてみたい単品メニューの数々、お値段は決して安くは有りませんが、どうもボリューム満点のよう、次回お邪魔出来た際はそちらを中心に頂きたいと思います。ご馳走さまでした。