蓮月

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東急池上線池上駅徒歩10分程、昭和風情たっぷりの街のお蕎麦屋さん「蓮月」。ある日の土曜日、休日出勤を早く切上げ向かったのが池上の街。日蓮宗大本山池上本門寺お膝元の街ゆえに、たくさんのお寺が点在し、数ある東京の街の中では昭和風情がたっぷりの魅力溢れる街のひとつです。目指すは前々から是非伺いたいと思っていた池上本門寺近くの蕎麦屋「蓮月」さん。しかしながら折角の池上詣で、本門寺はもちろん、周辺をブラブラと散策です。本殿、大堂、五重塔等々を構える本門寺は日蓮宗の大本山だけにさすがに壮大、お酒漬けの心が洗われます(笑)その周りに点在するお寺の数々もかなりの歴史を持っていると一目で分かる素晴らしさ、緑も多く何だか心が癒されます。ひと通り散策を愉しんだ後はいよいよ恋い焦がれていた「蓮月」さん、その建物は暫く見惚れて立ち尽くしてしまった程に時代はまんま昭和そのもの、これはなんとも堪りません。唯一残念なのは入口の引戸はアルミ製に、暖簾も真新しい物に替えられていること、しかしながらこれは致し方ないですね。カラカラと引戸を引いて店内へとお邪魔すれば期待通りの素晴らしさ、昭和のある時から完全に時間が止まったままです。「いらっしゃいませ!」と奥さんが柔らかい声で迎えてくれました。いきなり目に飛び込んで来たのは昔懐かしい瓶のコカコーラの販売機、その奥が厨房のよう、面白いのはそこに屋根のような造作が施されているところ、ある方のブログによれば、その昔はそこで寿司を握っていたそうです。客席はと言うと、入口左手壁際にテーブル2卓と6畳程の広い小あがりに4卓のこじんまりとして面白い作り、奥のテーブルに着くことが出来ました。先ずは「瓶ビール(中瓶600円)」をお願いすれば、銘柄は嬉しいことに麒麟ラガー、ラガーの苦味が昭和の匂いにぴったりです。暫く撮影させて頂いてからアテにもなる「おかめそば(650円)」をオーダー、「お待ちどうさまです!」と奥さんが運んで来た時、私が写真を撮ると知っているからか「こうかしら?あらっ、こっちかしら?」とどんぶりの向きをクルクル回して悩みまくり(笑)「あっ〜大丈夫ですから」と私。何だかとってもほんわかした気持ちになりなした。アテにもなる「おかめそば」のもう一つの愉しみは具とその盛付け方が店によってバラバラなこと、顔を意識しているお店も有れば、全く気にしていないお店も有ったりと「全国おかめそば行脚」なんて本が有っても良いぐらいです。先ずは運ばれて来たままをパチリ!こちらは顔はほとんど意識されていないよう、具は「ナルト、カマボコ、お麩」が2つずつに「薄焼き玉子、ほうれん草」、それをチャッチャッチャと並べ変えれば立派な顔になりました。これでは花粉症でマスクをしたおかめさんですね(笑)出汁は濃い目の色ながら味は濃過ぎず良い塩梅、具をアテに愉しませて頂きました。「トイレはどちらでしょうか?」「そこの戸から外に出て、ぐるっと裏に廻って、靴を脱いで上がれるようになっていますので。」(???) 少し意味が分からず不安な気持ちで裏に廻れば「お手洗いひはローカを上がって左です」との貼り紙、お蕎麦を頂いていた建物に再び上がったところにトイレが有るよう、「お手洗い」では無く「お手洗ひ」と書かれているところにも思わず反応してしまいます(笑)さらにこのトイレがまた文化財級、木製の引き手に思わずシャッターを切ってしまいました。建物、接客、雰囲気と三拍子揃った「蓮月」さん、是非とも末長く頑張って頂きたいと思います。ご馳走さまでした。 

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