純手打ち讃岐うどん五郎

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 JR錦糸町駅徒歩3,4分、路地裏の美味しいうどん屋さん「純手打ち讃岐うどん 五郎」。ひとり愉しや休日散策、この日は総武線の両国駅から錦糸町を経て2駅先の亀戸駅までブラブラと散歩です。時々車で通る道では有りますが改めて歩くと色々と新しい気付きや発見があり中々愉しいもの、横道を見ながら面白そうなお店が有ればフラフラと寄り道出来るのも散歩の良いところです。錦糸町駅近くになったところでふと脇道を見れば古い建物の一角に何やらお店のような、お店で無いような雰囲気では有りますが、藍色の綺麗な暖簾が目に留まりました。まさか周りに何も無いようなこんな場所にと思いながらも近付いて見ればなんとそこは讃岐うどん屋さん、店頭に置かれている看板には次のように書かれています。「「まぼろしの酒 嘉泉」で知られる福生の田村酒造場。銘酒の仕込み水である泉、秩父奥多摩伏流水を分けていただき、丁寧にうどんをつくりました。」店舗の入るビルは結構な古さですが、お店自体は新しい感じ、暖簾が掛かっていなければカフェと間違えそうな小洒落た雰囲気です。これも折角の機会、暖簾を潜ってお邪魔しました。「いらっしゃいませ!お好きなお席にどうぞ!」ととても感じの良いお若い女性、店内は右手に厨房を構え、カウンター席が5,6席と大小合わせてシンプルなテーブルが4卓程のこじんまりとしながらも落着く広さ、外観同様アイボリーを基調とした店装はシンプルで良い感じです。厨房にはお若い男性とお母さん、お若い男女がご夫婦かご家族かは定かではありませんが、この店装はお若いお二人ならではの感性なのでしょう。なにはともあれ散歩で渇いた喉を潤そうとビールをオーダー(350ml缶 300円) 、プッハ〜と一息ついてメニューと睨めっこです。バリエーションは少なくシンプルなメニュー構成「あつあつ、ひやあつ、ひやひや、しょうゆ、湯だめ、ぶっかけ、じょうれん」の7種類のみ、麺とだしが共に冷たくてだしのイリコがストレートに味わえるとの添え書きで「ひやひや」に決定です。「ひやひやの小 (350円) を!」とお願いすれば、ニコッと微笑みながら「ご一緒に天ぷらは如何ですか?」と、そんな優しい笑顔で言われたらおじさん頼まない訳には行きません(笑)かき揚げ(100円)を追加すれば、更に「うどんは後からお出ししましょうか?」との気遣いで完全にノックアウト、後から入られた男性の一人客も私と同じく天ぷらを追加したのは言うまでもありません(笑)先に共されたかき揚げは残念ながら揚げ置きの冷たいかき揚げ、これではビールのアテにはちょっとつらいところです。「お待ちどうさまです!」とテーブルに置かれた「ひやひやうどん」はこれが何とも綺麗で清い逸品!透き通った出汁の中に綺麗に盛られたツヤツヤの饂飩に九条ねぎ、見ているだけで惚れ惚れするその綺麗さには驚きました。すりおろしの生姜も真っ白な別皿に盛られ良い感じです。先ずは出汁を頂けばいりこの良いダシが効いて「旨い!」の一言、麺の美味しさも申し分有りません。これが350円とは有難いかぎり、途中で生姜を投入して最後の一滴までしっかりと堪能させて頂きました。「ご馳走さまです!」と支払いをすれば使っているレジスターが結構な年代物、こんな拘りもお若い店主ならではですね。揚げ置きの天ぷらと11時〜15時と言う営業時間がネックでは有りますが是非またお邪魔したいと思います。ご馳走さまでした。